肉にコショウするタイミング、「焼く前」じゃなかった… 8割以上が知らない新常識
肉を焼くならコショウはあのタイミングで…! 『あさイチ』で話題の焼肉の新常識とは…。
■コショウ、いつ振るのが正解?
Sirabee編集部が全国の10〜60代男女557名に、肉を焼くときにコショウを振るタイミングの正解は何なのかを3択で調査したところ、最も多いのが45.8%で「肉を焼く前」、次いで39.1%で「焼いている最中」、最も少ないのが15.1%で「焼いた後に振る」という結果になった。
「焼く前」と「焼いている最中」はあまりポイント差がないが、「焼いた後」はグッとポイントが減った。
■コショウは「肉を盛り付けてから」
ぶ厚い肉を焼く前に塩を振って浸透圧で水分を出すので、コショウもまとめてやってしまうのがベスト…と思いがちだが、じつは誤り?
7月9日放送の『あさイチ』(NHK)の特集「暮らしに役立つ新常識!」に出演した、管理栄養士で料理研究家のひろのさおりさんによれば、焼く前に振るのは塩だけで良いとのこと。塩は焼いている間に溶けて肉全体に浸透するが、コショウは溶けずに焦げてしまうため苦みが出るそう。
そのため、コショウを振るのは皿に肉を盛り付けてからが正解だという。
■実際にやってみた
やってみて思ったのは、コショウを最後に振ると香りが強く残るということ。比べると全然違う!
「塩コショウはまとめてやる」がなんとなく頭にあるのだが、こうした“当たり前”がアップデートされていくのは楽しい。今までやっていなかったのがもったいない…と思うほど違うので、実際に試してみてほしい。
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(取材・文/Sirabee 編集部・二宮 新一)
調査対象:全国10代~60代の男女557名