不安を軽減するためにも… 約5割の人たちが「持ち歩いている」ものに共感
心配性であればあるほどに、荷物が増えていくのかもしれない。
外出時には、できるだけ荷物を少なくしたいと考える場合もあるだろう。一方では、いざというときのために必ず持ち歩いているものがあるという人もいるようだ。
■約半数「いざというときのために」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女800名を対象に「持ち物」に関する意識調査を実施したところ、全体で48.6%の人が「いざというときのために持ち歩いているものがある」と回答した。
■40代以上の女性に多く
性年代別では、40代以上の女性が多くなっているのが印象的だ。
さら女性は、年代が上がるほどに割合が高くなる傾向もある。人生経験が増えることにより、用心深くなっていくのかもしれない。
■かばんの中にマスクを
かばんにマスクを携帯している40代女性は、「マスクをつける機会が減ったのですが、病院などでは着用を求められることがあります。そんなときに手元にマスクがないと困ってしまうので、念のためにずっとかばんのなかにマスクを入れて携帯しているんです。新型コロナの流行がなければ、持ち歩かなかったでしょうね」と話す。
実際に使う場面もあったようで、「先日、電車の中で、咳が止まらなくなったんです。水を飲んでいるときに誤って気管に入ったのが原因だったのですが、周囲の人にはそんなことはわかりません。咳をしている人が近くにいると嫌な気持ちになると思ったので、あわててかばんの中のマスクを着用しました」と続けた。
■お守りとしての下痢止め
腹痛なりやすいために下痢止めを持ち歩く30代男性は、「お腹が痛くなりやすいので、念のために下痢止めを持ち歩いています。いつもピルケースに入れておき、外出するときには必ず携帯しているんです。とくに食事やストレスが原因でお腹がゆるくなることが多いので、下痢止めがあると気持ちが安心できますね」と述べている。
彼にとって下痢止めはお守りのようなものであり、「もしお腹が痛くなっても、これを飲めばいいと思うだけで気持ちが楽になるんです」とも話していた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女800名