日本一カッコいい標識、直訳のクセが強すぎる… 「王者の風格」とネット民驚愕
長野市内で発見された道路標識が「あまりにカッコよすぎる」と話題に。市内の担当者は「バスのアナウンスもカッコいい」と語る。
文章を訳す上で重要となってくるのがニュアンス。直訳では、話し手の意図が伝わりづらいケースも珍しくない。
しかし以前X上では、長野市内で目撃された標識の「日本一カッコいい直訳」が話題となっていたのをご存知だろうか。
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■流石にカッコよすぎでは…?
ことの発端は、Xユーザー・島村悠道さんが投稿したポスト。
「長野県下カッコイイ交差点名ランキング 暫定1位」と、あまりにマニアックすぎるランキング名の綴られた投稿には、道路にて撮影したと思しき「地名」を示す標識の写真が添えられている。
なんとこちらの標識には日本語は一切なく、ただ「Old Battlefield」とだけ記されていたのだ。
■「交差点の王者」と話題
「外国の標識では…?」と感じた読者もいるかと思うが、標識上部にはしっかり「Nagano Ciry」(長野市)と記されており、こちらは由緒正しき日本国のものなのだ。
あまりにカッコよすぎる標識は瞬く間に話題となり、件のポストは投稿からわずか数日で7,000件近くものリポストを記録する事態に。
Xユーザーからは「めちゃくちゃカッコいい」「これは交差点の王者」「長野どころか、日本一では?」「そもそも『古戦場』がカッコいいもんな」など、驚きと称賛の入り混じった声が多数寄せられていた。
ポスト投稿主・島村さんに話を聞いたところ、件の標識は仕事で長野を訪れた際に「古戦場入口交差点」にて撮影したものと判明。
英語表記のカッコよさにも触れつつ、島村さんは「『〜入口』という交差点名の場合、『〜 Ent.』という英語表記になるケースが往々にしてあるのですが、そのような表記になっていないことから、ひょっとして担当者の方もカッコよさを狙ったのかな? と思いました」と振り返っている。
そこで今回は話題の標識の真相を探るべく、国土交通省 関東地方整備局「長野国道事務所」をはじめとする関連機関に、取材を敢行することに。
その結果、戦国武将もビックリなエピソードが多数、明らかになったのだ…。