大不振の埼玉西武ライオンズに岩本勉氏が喝 「負けていることに慣れたらあきまへん」
パ・リーグ最下位に低迷する埼玉西武ライオンズ。岩本勉氏は自身の経験を踏まえて喝を入れる。
元北海道日本ハムファイターズの岩本勉氏が自身のYouTube『岩本勉チャンネル』で、不振が続く埼玉西武ライオンズに喝を入れた。
■岩本氏が先週のパ・リーグを振り返る
岩本氏が先週のパシフィック・リーグを振り返った今回の動画。
7月30日から8月4日にかけ、1勝5敗と大きく負け越した西武に同氏は「もしライオンズの選手に声をかけるチャンスがあるんなら、『負けていることに、慣れたらあきまへんで」と持論を展開した。
■「今日も負けたぞ」みたいな感情を…
その後、6月12日の試合で西武が8連敗を喫した試合に言及。
この試合では、1点リードされた9回裏2アウトから源田壮亮選手が内野ゴロ。1塁にヘッドスライディングを敢行しアウトになると、敗北のショックでうずくまってしまう。これを先発した今井達也投手が涙を浮かべながら、介抱するシーンがあった。
岩本氏は「このときの感情を絶対に忘れてほしくないんですよ。『今日も負けたぞ』みたいな感情を持っていないことを祈ります」と語った。
■自身の若手時代を回想
また、日本ハムの2軍時代を振り返り「1990年くらいかな。いっつも最下位。ゲッツーも取れないチームだったけど、負けてあたりまえの雰囲気がすごく残念だった」と岩本氏は回想する。
当時の指導者が放任主義で「勝つことに欲がなかった。2勤1休の日々を送っていた」「若い選手は練習の方法もわかっていなかった」と振り返る。
そして「グラウンド整備のベテランの方が『2軍に慣れちゃダメだよ。負けてあたりまえの野球観になってはダメだよ』と言われたことを思い出す」とコメントした。