『虎に翼』が若者にぶっささり、一体なぜ… 「寅子に勇気もらった」20代女性が告白
朝ドラ『虎に翼』が若い世代にも人気。なぜ、若者の心を掴むのか、取材してみると…。
NHK連続テレビ小説『虎に翼』が後半に差し掛かり、ますます注目度を増している。今作は、普段あまり朝ドラを見ない若い世代からも好評だ。
なぜ、若者の心を掴んでいるのか──。
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■日本初の女性弁護士の生き様を描く
『虎に翼』は、日本初の女性弁護士で後に裁判官を務めた三淵嘉子さんがモデルのリーガルエンターテインメント。法律という巨大な力に戸惑うヒロイン・猪爪寅子が、困っている人のために自分の力を正しく使えるよう一歩ずつ成長していく物語だ。
世間知らずながら、明るく前向きなヒロイン・寅子を伊藤沙莉が演じている。
■「若い世代にもウケてる」
ビデオリサーチの調査によれば、7月26日の番組平均個人視聴率は10.2%、番組平均世帯視聴率も17.8%と高い数字を記録している。業界内では、個人視聴率の「ある部分」が話題になっているという。
ある制作会社関係者は、「20~34歳の女性を指すF1層の数値が高いんです。特に、6月3日から7日のF1層の個人視聴率は1.44%と高く、前作の朝ドラ『ブギウギ』の1.06%を大きく上回りました。朝ドラの主要視聴者は50代以上が多いので、『虎に翼』は若い世代にもウケていると言えます」と話す。
なぜ、今作は若者の心を掴んでいるのか。『虎に翼』を視聴する20代女性に話を聞いた。