名古屋限定の駅弁「ぴよりん弁当」がキュートすぎる… 開発エピソードも最高

名古屋で高い人気を誇る「ぴよりん弁当」。かわいさと美味しさを両立した弁当の魅力を取材した。

2024/08/03 11:15

■販売元が明かす「開発エピソード」

松浦商店は、名古屋駅最古の駅弁(大正11年創業)として営業している。老舗駅弁店でかわいらしい弁当を作った経緯を聞いた。

ぴよりん弁当

松浦商店の担当者は、「ぴよりん弁当は、駅弁商いを通して、長いお付き合いのある東海キヨスク株式会社と株式会社ジェイアール東海パッセンジャーズの合併(株式会社 JR東海リテイリング・プラス)を祝して開発されたものです」と説明する。

地元で人気のぴよりんをイメージしたかわいらしさと魅力をひと目で伝えられる弁当を目指したという。

弁当の中身に関して、担当者は、「お子様ランチ風でありながら、地元食材の名古屋コーチンを使用するなど、大人の方にもご満足いただけるお弁当になっています。オムライス、名古屋コーチンからあげ、名古屋コーチン肉団子、名古屋コーチンゆで玉子海老フライ、タコさんウインナー、さらに食後のデザートとして『ぴよりんキャンディ』が付いています。パッケージの裏側は限定のお品書きイラストつきです」と、話す。

大人から子供まで大満足な弁当になっているのだ。

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■「完売が続く」嬉しい悲鳴

発売から1年近く経つが、すっかり人気メニューとなったようだ。担当者からは、「発売初日は、オープン前から店舗に行列ができ、その後も完売が続いております。ご好評いただき、現在もグランドキヨスク名古屋、デリカステーション名古屋コンコースにて販売中です」という笑顔のコメントが得られた。

松浦商店は名古屋市中区にあった料亭『八千久(やちく)』にルーツを持ち、名古屋駅で100年以上愛され続けている。名古屋を訪れた際は、「ぴよりん弁当」はもちろん、同店の弁当をぜひ食べてほしい。

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■執筆者プロフィール

斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。

某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。

チェーン店からローカル店まで飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。

今期の推しは、『夫の家庭を壊すまで』(テレビ東京系)、『しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~』(同系)、『ブラックペアン シーズン2』(TBS系)。

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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人

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