嫌なことがあったとき… 約7割の人たちがやっている“大人の対応”

周囲に翻弄されず心の平穏を保つためには鈍感力も必要だ。

2024/08/03 14:00

オフィス

嫌なことに遭遇するたびに意見や反論をしていると、身も心も疲れてしまう…。編集部が行った調査にて、多くの人が自分を上手くコントロールしつつ“大人の対応”をしていることが分かった。


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■嫌なことがあっても受け流す

Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女662名を対象に実施した調査では、全体で67.4%の人が「嫌なことがあっても強く主張せずに受け流すことが多い」と回答した。

嫌なことがあっても強く主張せずに受け流すことが多い

なお男女別に見ると、男性は67.3%、女性は67.5%という結果になっている。

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■適当に合わせたほうがうまくいく

編集部が話を聞いた30代の男性は、職場の先輩に受け流し術が発動するそう。「現在のプロジェクトチームに、1から10まで確認しないと気が済まない先輩がいて、内心面倒だと思いつつ淡々と簡潔に進捗や業務内容を説明している」という。

入社間もない頃は、意見が合わなかったり、無駄に思えるような状況に遭遇したりすると、その都度反論していたが、結局は適当に合わせたほうがうまくいくことを学んだそうだ。

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■同居の母と喧嘩にならないように

最近実母と同居し始めたという40代の女性は、母の細かさにうんざりしつつ、喧嘩にならないように軽く受け流す術を身につけたそう。

「玄関の靴の数や新聞のたたみ方、コードの巻き方などの細かいことまで注意されてため息が出そうですが、私が合わせれば丸く収まると思い自分のやり方を主張しないようにしています」と諦めモードで語った。

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■鈍感力を身につけ心の平穏を保とう

同じ事柄に向き合っていても、それぞれに感じ方や考え方は違うもの。双方がそれを理解し歩み寄れば良いのだろうが、さまざまな場面において、誰かがサラッと受け流してくれることで丸く収まっていることが多いのかもしれない。

イライラする場面が多いと感じている人は、鈍感力を身につけ、相手の意見の裏読みをしたり、嫌味を真に受けたりせずに心の平穏を保つことで、嫌な記憶が色濃く刻まれいつまでも引きずることなく過ごしやすくなるのではないだろうか。

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(取材・文/Sirabee 編集部・蒼羽 結

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2024年5月31日~2024年6月7日
対象:全国10代~60代男女662名 (有効回答数)

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