セントラルリーグの優勝争いを江本孟紀氏が独自分析 「巨人がこのまま行く可能性も…」
7月30日終了時点で首位に立ち、優勝に近づいている読売ジャイアンツ。江本孟紀氏が好調の要因や今後の展望を語った。
東映フライヤーズ・南海ホークス・阪神タイガースの3球団で活躍した江本孟紀氏が自身のYouTubeチャンネル『エモやんの、人生ふらーりツマミグイ』を更新。読売ジャイアンツ好調の要因を分析した。
■江本氏がセ・リーグ優勝争いを分析
江本氏は混戦になっているセントラル・リーグの優勝争いについて、「好調なのは巨人」と指摘する。
続けて「ここへ来てまあなんとなく不安だった巨人もチームの形ができあがった。外国人選手がよく働く」とエリエ・ヘルナンデス選手とココ・モンテス選手の加入を好調の要因に挙げた。
■巨人好調の要因を解説
さらに巨人のスターティングメンバーが固定されてきたことに言及し、「たとえば1、2番の丸佳浩、吉川尚輝、4番の岡本和真。坂本勇人のところは変わりますけれども 、トータルで言うと、1番から9番までの打順が安定的に固定してきたことも好調の要因」と解説する。
投手陣についても「先発投手陣。後ろのピッチャーも含めて、大勢もいるということで、 全体的なローテーションも含めて形が決まってきたということで。最近は巨人がこのまま行くんじゃないかなという声が、圧倒的に多い」と持論を展開した。
■阪神との争い?
江本氏は巨人の対抗馬に阪神タイガースを挙げ、「30日からの阪神対巨人戦が優勝争いのポイントになるのではないか」と予測。
阪神の状態については「オールスター後ぐらいから、オーダーが固定されていやらしい打線になっている」「去年なみのチーム事態に戻った」という見方を示す。
その後、江本氏は「阪神と巨人が広島とベイスターズを蹴飛ばして、熾烈な戦いに入る。そういう雰囲気になるのではないか」と予想した。
■30日の試合は阪神が巨人に快勝
江本氏がポイントに挙げた30日の阪神タイガース対読売ジャイアンツ戦は、阪神・才木浩人投手と巨人・山崎伊織投手の投げ合いに。
阪神が5回に先制すると、6回には代わった巨人・中川皓太投手から大山悠輔選手がスリーランホームランを放ちリードを広げた。
さらに8回にも森下翔太選手のホームランが飛び出すなど、13安打5得点で快勝。巨人は中継ぎ投手が打たれたうえ、チャンスを作るも阪神の投手陣に抑えられ、3連戦の初戦を落とした。