リュウジ氏「ハッキリ言ってバカ」 “乳固形分3%以上”ラクトアイスの不健康論をバッサリ
アイスクリームの分類「ラクトアイス」に対して否定的なユーザーに対し、リュウジ氏が反論。「これからも食べます」と共感の声も。
料理研究家のリュウジ氏が29日、公式Xを更新。「ラクトアイス」否定派のユーザーに対してキッパリと反論し、反響を呼んでいる。
■人気ショップにまつわる投稿が発端
リュウジ氏の目に留まったのは、とあるユーザーによる、アイスクリームにまつわる投稿。このユーザーは、沖縄県を中心に展開している人気のアイスショップ「ブルーシールアイスクリーム」の店舗の画像に「何度も言いますがラクトアイスです」との文言を添えている。
このユーザーが、以前から「アイスミルク、ラクトアイスは体に超絶悪い油がこんもりです」などと主張していたこともあり、このポストには別のユーザーによる、アイスの分類に関する解説と「ラクトアイスだから健康に悪いということはありません」とするコミュニティノートも追加されている。
■主張に「ハッキリ言って…」
この一連のポストに、リュウジ氏も反応。「ラクトアイスってのは乳固形分が3%以上のものを差す名称で、例えばただのかき氷に練乳かけただけで分類的にはラクトアイスになるんだよな」と説明する。
続けて、「これを響きだけで不健康だと思ってしまう人間はハッキリ言ってバカです」と、元の投稿主の主張をキッパリと否定した。
■スッキリとした味わい
アイスクリームの分類は、厚生労働省による「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」に定められている。
乳固形分15%以上、うち乳脂肪分8%以上が「アイスクリーム」、乳固形分10%以上、うち乳脂肪分3%以上が「アイスミルク」に分類。「ラクトアイス」は乳固形分3%以上で、乳脂肪分の成分規格はない。また、乳成分をほとんど含まないアイスキャンデー、かき氷などは「氷菓」となる。
この中で、ラクトアイスは乳固形分や乳脂肪分が少ないため、スッキリした味わいが特徴となっている。