カバン購入時に入ってる“あの紙”、捨て方を間違えるとヤバい 「衝撃の事実」「知らないって恐ろしい…」
ごみ清掃員としても勤務するマシンガンズ・滝沢秀一が、捨て方を間違えると大損害を招きかねないものついて注意を呼びかけている。
ごみ清掃員としても勤務するお笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一が自身のXにて、誤って捨ててしまうと大きな損害を招きかねないものについて紹介し、反響を呼んでいる。
■「トン単位」で損害
滝沢は、カバンの中から詰め物を取り出している画像を投稿。
「今日のごみトリビア」として、「カバンを買った時に入っている詰め物は昇華転写紙といって、古紙のリサイクルに混ざるとトン単位で再生紙が損出するんだぜ~!(原文ママ)」と呼びかけた。
かなりヤバいことになるのは、何となくわかるが普通の紙とどう違うのか…。
昇華転写紙は、昇華転写印刷に使用された後の転写紙で、カバンや靴の形状を保つための詰め物として利用されていることが多い。
■A4サイズ1枚の混入で…
昇華転写とは、特殊なインクで転写紙にデザインを印刷し、熱を加えてインクを気化させ、製品にデザインを転写する技術。カーテンやカーペット、壁紙などに多く使用されている。
公益財団法人古紙再生促進センターの公式サイトによると、使用済みの昇華転写紙にはインクが残っており、古紙の再生に混入すると紙に斑点が出るなどし、再生紙として使用できなくなる。
実際、A4サイズの昇華転写紙が1枚混入しただけで、約100トンもの損紙が発生することも。雑誌や雑がみに混ざって古紙問屋に搬入されると発見が難しくなるため、排出する際に混ぜないことが重要となる。
■「知らなかった」「衝撃の事実」驚き
滝沢の呼びかけに、ユーザーからは「毎回キレイに伸ばして、たたみ直してから古紙回収に出してた。知らないって恐ろしい」「衝撃の事実! すごいトラップだ!」「知らなかった!」「環境に良かれと善意の気持ちでリサイクルに出す人いるよね」「気をつけよ…」と驚く声が。
また、「普通の紙より薄くて模様や文字の跡が残ってるのが昇華転写紙らしい」と見分け方を解説する人もおり、「なんでそんなややこしい紙を詰め物にするのかというと、再生紙にできないから。なるほど」「こういうの義務教育で教えてほしい」といった意見も見受けられた。