岡田彰布監督は「選手のモチベーションを上げていくことも必要」 中西清起氏が提言

新聞などに選手やコーチを名指しで批判することが多くなっている阪神タイガース・岡田彰布監督。第一次政権時のコーチ、中西清起氏の見解は…?

岡田彰布

元阪神タイガースの中西清起氏が自身のYouTubeチャンネル『中西清起の虎の穴チャンネル』で岡田彰布監督のコーチ・選手批判について持論を展開した。

【動画】岡田監督のコーチ・選手批判を中西氏が分析


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■岡田監督の「コーチ名指し批判」を分析

2005~2008年の第一次岡田監督政権でピッチングコーチを務めた中西氏が、一部で批判されている同監督がメディアに対しコーチや選手を名指しし、批判的な言動を行っていることについて語った今回の動画。

同氏はコーチへの名指し批判について「平田勝男ヘッドがフォローしているのでは」「冷たい監督なら、なにも言わずに翌日コーチを配置転換している。そこまではしていない」と持論を展開した。

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■選手への批判は「萎縮する」

岡田監督の「選手への名指し批判」に中西氏は「今の選手はどちらかというと、ゆとり教育の世代なんで。名指しで怒られたり、けなされたり、ましてやスタメンを外されたりするのでね。そこのフォローは大事になる」と語る。

さらに「コーチは覚悟を決めていると思うけど、選手は波に乗れないということはある。そこで発奮して『見返したるわ』という昭和の野球ではないので。もう少し持ち上げると言うかな。でも、昭和の監督なんで。1番若い新井貴浩監督の世代と指導法が全然違うのでね。そこは少し考えないと、選手は萎縮してしまうかもね」とコメントした。

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■モチベーションを上げることも…

話を聞いたスタッフは「成績が上がってこないなかで、こういうことが増えていくかと思いますが、どう対処すれば良いと思いますか?」と質問する。

これに中西氏は「フロントも含めて、いかに選手のモチベーションをどう上げていくかも大事。あんまりマスコミを使った批判じゃなくて、選手を持ち上げてくださいみたいなことは、言っているかもね」と語った。

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■岡田監督はフラストレーションが溜まっている?