斎藤佑樹氏と同姓同名ピッチャーが甲子園出場 “ハンカチ代わりのアイテム”も注目

夏の甲子園の宮城県大会で、18年前に甲子園のヒーローとして人気を博した元日ハムの斎藤佑樹氏と同姓同名のピッチャーが話題に。使用するアイテムの違いにも注目が。

2024/07/23 16:20

阪神甲子園球場

23日、第106回全国高等学校野球選手権大会の宮城県大会決勝が行われ、聖和学園が仙台育英高校を8−5で下して春夏通して初の甲子園出場を決めた。Xでは、元北海道日本ハムファイターズ投手の斎藤佑樹氏と同姓同名の、聖和学園3年生の「斎藤佑樹」投手が話題を集めている。


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■“18年ぶり”に「胸が熱くなるな」

聖和学園の斎藤投手は決勝に先発。7回途中4失点の粘りのピッチングを見せ、初の甲子園出場に導いた。

Xでは「どんな投手が投げて…斎藤佑樹?」「先発が斎藤佑樹なのなんかアツいな」「18年の時を経て斎藤佑樹が甲子園のマウンドに立つかもしれないと思うと胸が熱くなるな」「斎藤佑樹が甲子園に帰ってくるだと!?」との声が相次ぎ、「斎藤佑樹」がトレンド入りした。

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■決勝再試合で甲子園のヒーローに

元ファイターズの斎藤氏は、2006年の夏の甲子園に、西東京代表の早稲田実業のエースとして出場。決勝戦は、南北海道代表の駒大苫小牧のエース・田中将大投手(現・東北楽天ゴールデンイーグルス)との投手戦に。延長15回で決着がつかず引き分けとなり、翌日に再試合となった。

再試合にも先発した斎藤氏は13奪三振の力投で、早稲田実業が初優勝。甲子園のヒーローとなった斎藤氏は、大学野球でも活躍した後、2010年のドラフト会議で4球団の1位指名を受けてファイターズに入団。2021年に現役を引退した。


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■「ハンカチ王子」ではなく…

そんな斎藤氏といえば、マウンド上できっちりと畳んだハンカチを使って汗を拭う姿が注目を集めて「ハンカチ王子」として話題に。2006年の新語・流行語大賞のトップテンにも選ばれた。

一方、聖和学園の斎藤投手は、ハンカチではなくベンチで頭に氷嚢を乗せてクールダウン。そんな熱中症予防をする姿に目を留める人も。「試合中、ハンカチは使ってないらしい」「ハンカチ王子は、酷暑対応の氷嚢王子へ」「斎藤佑樹がハンカチ王子から氷嚢王子にクラスチェンジ?」「氷嚢くんも日ハム来たら面白いんだが」といったコメントがみられた。


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■「甲子園を楽しんで」エール

また、早実と駒苫の決勝翌年の2007年3月に生まれた斎藤投手が現在高校3年生とあって、「マー君vs斎藤佑樹が18年前とか嘘やろ」「2006夏がもう18年前ですか…」「2006年の斎藤佑樹もう18年前なんやな。懐かしい」と、改めて時間の流れに驚く声も。

「同姓同名になってちゃんと投手で結果出してんのすげぇぜ…」「注目が集まるぶんプレッシャーになるかもしれないが、頑張ってほしい」「同姓同名のプレッシャーに負けずに甲子園を楽しんでほしい」と、斎藤投手にエールを送る人も見受けられた。

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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ

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