どう見ても無理ゲーな数式、その解き方に衝撃走るも… 7割弱が「使用経験なし」と判明
7割弱の人が、電卓の「M」キーを使用した経験がないと判明。しかしこの機能があると「通常ではできない計算」が可能に。
ピアノ初心者にとって「鍵盤の黒」が未知の領域なように、電卓初心者にとって「アルファベットキー」は、得体が知れない存在。中には「触れるのすら怖い」という人もいるのでは。
今回はそんな電卓初心者にこそ知ってほしい、頼れる電卓キーを紹介しよう。
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■アルファベットキー、使ってる?
電卓の「アルファベットキー」と聞いて、どんな文字を連想しただろうか。AC(C)やHMSなど、電卓キーには数字や記号以外に、様々なアルファベットが存在する。
しかし悲しいことに(記者含む)大勢のユーザーが、これらのアルファベットキーの有能ぶりを知らず、四則演算のみで電卓を使用しているのだ。
これは、人間が「脳のわずか数パーセントしか使用できていない」という事実と似ていないだろうか。
■半数以上が「使った経験なし」
以前、Sirabee編集部が全国の10〜60代の男女654名を対象に調査を実施したところ、電卓のメモリー機能の使用・活用経験がある人は、全体の31.2%と判明。
つまり、7割弱の人が「メモリー機能を使ったことがない」と明らかになったのだ。かくいう記者も「何やら電卓にはメモリー機能があるらしい」という事実は漠然と知っていたが、30余年に渡って「使ってみよう」とは一度も思わなかった。
そこで今回は、世界で初めて「電卓技能検定試験」を実施した一般財団法人「日本電卓技能検定協会」に、同キーのポテンシャルについて話を聞くことに。
その結果、メモリーキーがあることで電卓の可能性がどれほど広がったか、驚きの事実が明らかになったのだ…。