夏の満員電車、約8割が気にしてしまう「あの問題」 猛暑で駅に着くまでに…
吸水性の高い防臭インナーや冷感スプレーなどで対策を。
今年も各地で危険な暑さとなっている。猛暑のなかの通勤・通学時には、多くの人が汗による臭いの問題を気にしてることが、編集部の調査で改めて分かった。
■満員電車で汗が気になる
Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女706名を対象に実施した調査では、全体で76.8%の人が「満員電車で、自分や周りの人の汗が気になってしまった経験がある」と回答した。
なお男女別に見ると、男性は70.4%、女性は83.5%という結果になっている。
■近くの人の汗でバッグがびっしょり
編集部が話を聞いた30代の女性は、通勤ラッシュで身動きが取れない状態からやっと開放され電車を降りたら、近くの人の汗で持っていたバッグがびっしょり濡れていたことがあり、その日1日気分があがらなかったという。
一方、普段からとても汗かきだという40代の男性は、夏の暑い日は駅に着くまでに汗だくになってしまい、降りるまで汗が引かないこともあるという。申し訳なく思いつつ、タオルで拭きながらなるべく人に触れないよう気を遣っているそうだ。
■体にとって必要不可欠な汗
このように、何かと嫌われてしまう汗だが、体温調節や保湿など体にとって必要不可欠な役割を担っているため、かかないわけにはいかない。
とくに、気温が高いこの季節は汗をかいて肌からの気化熱によって体温を下げないと、思わぬ体調不良につながることも。熱がこもってしまって汗をかけない状態はとても危険だ。
■防臭インナーや冷感スプレーも
では、不快な汗とどのように付き合っていけばよいのだろうか。汗をかきやすいという人は、吸水速乾性があり防臭機能のあるインナーや、衣類かけると汗でヒンヤリ感が続く冷感スプレーなどを利用してみるのもありかもしれない。
また、周囲の人の汗臭さが気になる人は、消臭フィルターがついたマスクや、マスクにスプレーできるアロマミストを利用してみると楽になることも。お気に入りの香りを見つけられたら不快感も少しは和らぐのではないだろうか。
誰もがいつもに増して汗をかくこの季節、偶然電車に乗り合わせた人が互いに少しでも快適に過ごせるように工夫しつつ、危険な暑さが早く和らいでくれることを願うばかりだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・蒼羽 結)
対象:全国10代~60代男女706名 (有効回答数)