この夏ポロシャツで絶対NGな着こなし 8割の女性が「ぶっちゃけダサい」と感じてた…
女性の8割超が「苦手」と答えた、絶対してはいけないポロシャツの着こなし。「キザっぽくて受け付けない」と拒否反応を示す女性も…。
できることなら夏は毎日半袖のTシャツで過ごしたいが、流石に「オフィスカジュアル」と言えど躊躇われるもの。そんな社会人の頼れる味方がポロシャツである。
もちろんプライベートでも大活躍のファッションアイテムだが、女性の8割以上が嫌悪感を覚える着こなしがあるのをご存知だろうか。
画像をもっと見る
■襟とボタンがポイント
ポロシャツ最大の特徴といえば、襟の存在。この襟とボタンがあることで「Tシャツとは違うのだよ、Tシャツとは！」という、若干のフォーマル感が生まれる。
しかし、この着こなしを誤ると逆効果。そこで今回は、全国の10〜60代の男女654名を対象として「ポロシャツの苦手な着こなし」に関するアンケート調査を実施することに。
果たして、その結果は…。
■「ボタン全開け」と「襟立て」の2択なら？
今回のアンケートでは「ボタンを全て開ける」と「襟を立てる」の2択に、「どちらも苦手」「どちらも気にならない」を加えた計4択を設けることに。
調査の結果、全体の40.7%が「襟を立てる」を選択するという、圧倒的な不人気ぶりが明らかになった。対抗馬「ボタンを全て開ける」は全体の9.8%のため、一見するとこちらはセーフにも感じられる。
…しかし、ここで「どちらも苦手」を加えたそれぞれのポイントを見てみよう。
なんと、こちらを加算することによって「ボタン全開け」に対しては全体の42.5%、「襟立て」に対しては73.4%が拒否反応を示していることが明らかになったのだ。
そしてさらに、これらの回答を「男女別」に分類してみると、驚きの結果が…。
■DJ女子は「キザっぽくて受け付けない」
「ボタン全開け」に拒否反応を示す男性は11.7％、女性は7.7%。「襟立て」に関しては男性42.4％、女性38.8%という結果になった。
「良かった…女性の方が着こなしに寛容なんだな…」と安堵した男性の読者諸君は甘い。チョコラテのように甘すぎる。「どちらも苦手」と回答したのは男性28.7%、女性37.2%、つまり男性より女性の方が、ポロシャツの着こなしに厳しいことが改めて判明したのだ。
続いては、ポロシャツの「ボタン全開け」と「襟立て」という極悪コンボから受ける印象について、都内を中心に活動する女性DJ・フジコさんに率直な意見を聞いてみることに。
UKロック、UKファッションをはじめとする英国文化に造詣の深いフジコさんに「許せないポロシャツの着こなし」を尋ねたところ、怪訝そうな表情を浮かべつつ「お洋服は自分が好きなように着るのが良いのですが…」と、聖人のような答えが返ってきた。
しかし、例として「ボタン全開け」と「襟立て」を挙げたところ、さすがのフジコさんも眉をひそめて「そういう着こなしをしている方は周りに少ないですが…個人的には、キザっぽくて受け付けないですね…」とコメントしていたのだ。
襟とボタンの存在により、スマートさと清潔感を醸し出すポロシャツ。しかし着こなしを誤ったが最後、好感度が爆下がりしてしまうことを、肝に銘じておきたい。
「猛暑ゆえの緊急措置」として、一時的にボタン全開けを選択する人もいるかと思うが、汗がひいたらすぐにボタンを留めておこう。
関連記事:AOKI、パジャマスーツが進化していた 「新需要」への対応が最高すぎる…
■執筆者プロフィール
秋山はじめ：1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X（旧・ツイッター）を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉（浦和）や、蒲田などのローカルネタにも精通。
ポロシャツはFred PerryのM12派。
・合わせて読みたい→二度買うのを見送った「GU」のシャツ …でも結局買ってしまう「価格のアンカー」効果とは？
（取材・文／Sirabee 編集部・秋山 はじめ）
調査対象：全国10代～60代男女654名 （有効回答数）
