はたして続けられるのか… 約4割の人が「趣味」のために購入したものとは
趣味の幅を広げたくて、悩んだ末に購入してみたけれど…。
人生を彩る上で、趣味を持つのは大切だ。楽器を購入して、趣味の幅を広げようとする人もいるだろう。そしてその楽器を続ける人もいれば、購入したまま放置してしまうパターンもあるようだ。
■約4割「趣味で弾くために楽器を」
Sirabee編集部が全国の10代～60代の男女622名を対象に実施した調査では、全体で42.0%が「趣味で弾くために楽器を購入した経験がある」と回答した。
多くの人が、楽器を趣味として楽しんでいることがわかる。
■中学生のときにギターを購入
中学からギターを弾いている40代男性は、「私は中学生の頃から、ギターを始めました。当時、一生懸命にお金を貯めて、初めてのエレキギターを買ったんです。そのギターで毎日練習することが私の日常になり、学校から帰るとすぐにギターを手に取って練習していました」と当時を振り返る。
さらには、「高校に入ると友達とバンドを組んで、みんなで演奏するのが最高の楽しみでした。そしてギターは、今でも続けています。仕事のストレスが溜まったときや、ちょっとした時間があるとギターを弾いてリラックスしているんです。楽器は私にとってかけがえのないものです」とも語っていた。
■仕事が忙しくなり
電子ピアノを購入したものの弾いていない30代女性は、「ピアノを弾けるようになりたくて、迷った末に電子ピアノを購入しました。しかし最初は毎日練習していましたが、仕事が忙しくなるにつれてだんだんと弾く時間が減っていってしまったんです。最終的には、部屋の隅で埃をかぶるだけになってしまいました」と話す。
購入したことを後悔しているようで、「せっかく高額で購入したのに、お金の無駄になってしまいました。楽器を買う前には、本当に続けられるかどうかをしっかり考えるべきだと今は思っています。この経験から他の買い物をするときにも、少し慎重になっている自分がいるんです」と続けた。
■練習する時間がなくて
Xでも趣味を持つために楽器を購入した人からは、「趣味というかそういうのを持ちたかったし、やりたいと思っていたけど中々踏み出せないでいたエレキギターをノリと勢いで購入」や「競馬以外の趣味を作るため、ギター購入を決意」といった投稿が。
しかし続かない人も多いようで、「妻がギターを購入するも、練習する時間なく放置」や「10年以上前に購入したものの放置していたギターとベース、割と良い値段で買い取ってもらえた」などのポストも見受けられた。
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（取材・文／Sirabee 編集部・ニャック）
調査対象：全国10代～60代の男女622名
