『デジボク地球防衛軍2』プレイレビュー 友達は付属しないけど大丈夫!シリーズを初めて遊ぶ人にもオススメな「デジボク」の魅力を語りたい

本家「EDF」とは似ているようで結構違う? 最大16キャラのワチャワチャが楽しめるお祭り感が最高な「デジボク地球防衛軍2」で遊んでみました。

■オススメ隊員はこれだ!

最後に、幽霊坂ゆらぎが独断と偏見で選ぶオススメまたはお気に入りのブラザー&シスターを紹介しようと思います。

・ウイングダイバー(WDTS)

スピンオフのSTG作品『ウイングダイバー・ザ・シューター』から登場したシスターです。

「デジボク」シリーズに登場するウイングダイバーとペイルウイングはやたら強烈なキャラが多いのですが、この子も例に漏れず語尾が「んゴ!」で、隙あらば「EDF!STG!」と原作シューティングをアピールしてきます。

2Dのゲームから来たということで、ウイングダイバーでありながら飛行中ほとんど上昇することができないのですが、その代わりにエネルギー切れでオーバーヒートを起こしても1秒程度で回復というとんでもない能力を持っています。

事実上ずっとブーストダッシュで移動しつづけられるようなものなので、ブラザーの救出や前線からの離脱、高機動戦闘などで大いに活躍してくれました。


・フォレストブラザー

「わし…木!」が自己紹介の、樹木をモチーフとしたご当地ブラザーです。

最大の特徴はワイヤーフックを射出して、当たった場所に高速で移動できるのですが、このワイヤーの射程距離がすさまじく、狭いマップなら3回ほどのワイヤー移動で端から端まで到達できるほど。

地上からビルの屋上にも一瞬で到達可能で、前述したウイングダイバーWDTSと一緒に編成することで、弱点であるタテ移動を補うことができるのも良かったです。

ちなみに「プロールライダー」も同じ能力を持っていますが、あちらは回数、こちらは飛距離とすみ分けされているようです。


・メイドシスター

前作からの続投組で、語尾に「にゃ」が付く戦う猫耳メイドさんです。

ネタ枠っぽい見た目からは想像もできないほど優秀なスキルがそろっていて、高機動なジャンプアビリティを持っていて、一撃離脱戦法や空中戦も得意とします。

そしてやはり優秀なスペシャル「みんな元気になぁれ!」は長時間持続する回復フィールドを射出するというもので、フィールドの中で足を止めて敵の大群と撃ちあった経験のある人は私含め多いのではないでしょうか。

低難易度では回復の必要性自体が薄いのですが、高難易度になるほど価値が高まっていくキャラだと思います。


・ガウチョシスター

チュパカブラに飼っている牛や羊を狙われがちな悲しきシスターです。

総合的な性能は機動力に優れた陸戦兵という感じで、アビリティのダッシュジャンプのクールタイムが一瞬で終わるため、これまたずっと高速移動していられます。

またメインウェポンのスナイパーライフルも長射程・オートエイム・連射可能と非常に取り回しがよく、スペシャルは一定時間リロード速度と移動速度が上昇するので、引きうちが非常に捗ります。

高難易度になるほど敵の密集地帯から離れるための逃げ足が重要になり、持ち武器も相手を選ばないため、とりあえず一人はガウチョを編成しておくとどのミッションも安定すると思います。


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■ソロでもマルチでも楽しい

お気に入りのブラザー&シスターをオススメしてみたはいいものの、じつは救助できる隊員はランダム性が強く、ストーリーで確実に仲間になるフォレストブラザー以外、すぐに会えるかどうかは運です。

(救出で仲間になる隊員は、マップによる傾向はあるけどランダムです)

とはいえ、道中どんなEDF隊員が仲間になるかも含めて自分だけの体験だと思うので、これから遊ぶ予定の人は、ぜひともお気に入りの編成を見つけて楽しんでみてください。

(倒れている隊員をどんどん救助して、仲間を増やしましょう)

私としては「デジボク」はかなりお気に入りのシリーズなのですが、最大の難点は、お友達はついてこないということ。今日も今日とてソロプレイが捗ってしまいます。

ただ、記事の冒頭でも触れましたが、本作のマルチプレイにはかなりの数のルームが常時作られているので、「マルチがやりたくても過疎っていて誰もいない!」なんてことはないから安心です。

そんな本作は本家EDFシリーズを遊んできたファンにもオススメですし、EDFシリーズを初めてやってみようという人には特におすすめな1本です。


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(文/Sirabee 編集部・幽霊坂ゆらぎ

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