大谷翔平は今季「40本塁打・40盗塁できる」ラミレス氏が独自予想 好調の要因も分析

現在絶好調のロサンゼルス・ドジャース大谷翔平。ラミレス氏は「40本ホームラン、40盗塁を達成する」と予想する。

大谷翔平、アレックス・ラミレス

元横浜DeNAベイスターズ監督のアレックス・ラミレス氏が、自身のYouTube『ラミちゃんねる』で、ドジャース・大谷翔平選手の「好調の要因」を分析した。

【動画】ラミレス氏が大谷選手好調の要因を分析


関連記事:大谷翔平の本塁打増加要因は「走り込み」 江川卓氏が独自分析

■大谷選手好調の要因を分析

ラミレス氏は大谷選手を「世界屈指のプレイヤー」と絶賛。今季の成績にも「今年も素晴らしい活躍だ」とコメントする。

そして同選手の「好調の要因」について「1つの目の理由は、今季は投手をする必要がないということだね」と今季は昨年の右肘手術の影響で野手に専念していることを挙げた。

関連記事:大谷翔平の本塁打増加要因は「走り込み」 江川卓氏が独自分析

■今の大谷選手は「自信に満ち溢れている」

さらにラミレス氏はシーズン序盤、大谷選手のホームラン数が伸び悩んだ要因を「投手のボールを追いかけに行く傾向があり、ステイバックができていなかった」「避けるようなスイングとなり、バットの芯にあたっても、ボールが飛ばなかった」と分析する。

続けて「今の大谷はストライクゾーンに投げ込もうなら、思いっきり振るぞというと言っているように見えるね」と指摘。

大谷選手の打撃データから「得意なコース」を分析したうえで「引っ張っても逆方向でも打った瞬間にわかるホームランで、自信に満ち溢れているね」と語った。

関連記事:大谷翔平の本塁打増加要因は「走り込み」 江川卓氏が独自分析

■40ホームラン・40盗塁する?

大谷選手の今季の成績についてラミレス氏は「今年、彼は投手をする必要がないので、40盗塁、40ホームランを達成するだろう。40・40を達成すれば本当に凄いシーズンになる」と予想する。

また、「それを達成することができるのは、投手をする必要がない今年だけかもしれないよ」と付け加える。

そして「今のメジャーのルールでは3回牽制はできないので、2回牽制したら、どんな選手でも走りやすくなるよね。大谷選手の走力を考えると、投手がしっかりクイックをしないと、2塁で刺すことは難しい。40・40は容易ではないが、彼なら達成可能」と分析した。

関連記事:ラミレス氏、中日ドラゴンズの4番打者を選定 「活躍すれば優勝できる」

■日本人の「40・40」達成者はゼロ

MLBで40ホームラン・40盗塁を達成した選手はホセ・カンセコ選手、バリー・ボンズ選手、アレックス・ロドリゲス選手、アルフォンソ・ソリアーノ選手、現役のロナルド・アクーニャ選手の5名。いずれもMLB史上に残る名選手だ。

なお日本プロ野球で40ホームラン・40盗塁を達成した選手は1人もいない。仮に大谷選手がMLBで達成した場合、日本人初の快挙となる。

【Amazonセール情報】ココからチェック!

次ページ
■ラミレス氏が大谷選手好調の要因を分析