キャンドゥに出回った新紙幣、偽札疑惑にギョッとするも… 「仕事が早い」と称賛の嵐
キャンドゥで販売中の「こどもぎんこう」デザインに異変。「金融リテラシーが高い」「仕事が早すぎる」と驚きの声が上がっている。
■本物より「流通早かった」と判明
子供銀行仕事早すぎん??????? pic.twitter.com/i6SIrj9klW
— 管領 (@no_ho_sa) July 3, 2024
同商品を発見した経緯について、ポスト投稿主・管領さんは「新紙幣流通の前日に店舗を訪れた際、写真の商品を発見し、驚いた次第です」と振り返っている。
なんと同商品は、新紙幣が流通する前日の時点で既に店頭に並んでいたのだ。ここまで来ると、もはや「仕事が早い」とかそういうレベルでない、尋常でない手際の良さである。
だがしかし、続いてキャンドゥに話を聞くと、実際の「販売開始日」にさらに驚かされることに…。
■このこだわり、尋常じゃない…
同商品の販売経緯について、担当者は「2012年より長らく『こどもぎんこう』を取り扱っており、『切り替え時期は新紙幣に合わせよう』という話が常々あがっており、新紙幣への変更が発表された約4年前を機に、新紙幣への変更を計画しておりました」と振り返る。
そして発売のタイミングについては、発注開始から店頭に並ぶまでのタイムラグを加味し、7月からの新紙幣切り替えに間に合うよう、6月発売に調整するという徹底ぶりであった。
もちろんスピード感だけでなくクオリティも相当にこだわっており、担当者は「デザインの調整や金型起こし等に、半年以上を要した商品です」と、太鼓判を押している。
キャンドゥ店舗を訪れた際は、ぜひ令和の最新版「こどもぎんこう」のポテンシャルを、その目で確かめてみてほしい。
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■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)