三浦大輔監督の“度会隆輝の起用法”に高木豊氏が独自提言 「守備固めを使っても…」
7日の試合で度会隆輝のサヨナラエラーで痛い星を落とした横浜DeNAベイスターズ。OBの高木豊氏が三浦大輔監督に提言したことは…。
元横浜大洋ホエールズの高木豊氏が、自身のYouTubeチャンネルで、横浜DeNAベイスターズ・三浦大輔監督の「度会隆輝選手の起用法」について独自の提言をした。
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■阪神対DeNAを振り返り
高木氏が5~7日に行われた試合を振り返った今回の動画。そのなかで7日に行われた阪神タイガース対横浜DeNAベイスターズ戦を取り上げる。
この試合はDeNAが序盤に4点をリード。阪神は5回裏にライト・度会選手のエラーをきっかけに2点を返す。
その後両チーム点を取り合い、5対4で迎えた9回裏、阪神は満塁のチャンス。ここで代打の原口文仁選手がライト前ヒット、前進守備の度会選手はライトゴロを狙い、1塁へ送球。タイミングはアウトと思われたが、これが大暴投となる。3塁にストップしていたセカンドランナーが返り、阪神がサヨナラで勝利した。
■しっかり投げればアウト?
高木氏はサヨナラ劇について「原口がライトに打って、タイムリーだと思ったわけ、一瞬。だけど、度会がエライ前にいたんだよね。『これはライトゴロ行ける』と思った瞬間に、度会もそれを考えて1塁に投げているんだよ。それが大暴投でさ」と振り返る。
続けて「しっかり投げ切れていたらアウトだったと思う。それを感性よく狙うというところまでは素晴らしかったけどさ。あそこで暴投したら、逆転サヨナラ負けだもんね。 その前にも打球を弾いてミスをしているんだよね」と話した。
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■DeNAのミスの多さにため息
さらに高木氏は7日の試合でDeNAが4つのエラーを記録し、6失点のうち自責点が1だったことを指摘。
また、阪神との3連戦でDeNAが9失点のうち自責点が3であることに触れ、「打ち取っているのにエラーをして、自責が3にもかかわらず、勝敗が2勝1敗になってしまったというところが、解せないんだよね」とつぶやき、深いため息をつく。
そして「こういう野球をやっていると、なかなか上には行けないよね 。ただね、気をつければ直ることなんだよ」と語った。