成田悠輔氏、テレビに出る芸能人を「中毒患者」と揶揄 永野も「猿の惑星」と共感
芸能人は猿だと話す永野さんは「ディレクターは曲芸師」。
経済学者の成田悠輔さんがMCを務める『夜明け前のPLAYERS』(日本テレビ)のYouTube公式が2日に動画をアップ。
ゲストで登場した、お笑いタレントの永野さんがテレビ業界について「猿の惑星」と話し、反響を集めています。
【動画】芸能人は猿だと話す永野さんは「ディレクターは曲芸師」
■有名人になるのは「デメリットしかない」
現在は多くのテレビ出演もする成田さんに、永野さんは「メディアでの夢とかあるんすか? もっとでかい存在になりたいとか…」と質問。
これに成田さんは「デメリットしかない」と返し、昔はテレビで大きな存在になることに、金銭や暮らしなどの“うまみ”があったとし、現在では“うまみ”も昔ほどではなくなり、大きい存在=標的になりやすい…という構造になるだけだと話します。
さらに「今やゴールデン帯の番組でも、跳ねてるYouTubeくらいのリーチしかないじゃないですか」と、昔と現在のテレビ業界の変化について語りました。
■成田「テレビはヤバい人しか…」
永野さんは、成田さんの意見に頷きながら「『生きてるのが楽しい!』みたいな人がテレビに出てる。そこで暗い気持ちになる自分なんて、必要ないというか…テレビってあういう人たちのものなのかな…とは思う」と、現在のテレビ業界について思っていることを吐露。
成田さんは「テレビは、ヤバい人しかいかなくなってるんじゃないか…」とつづけ、テレビという空間が楽しくて仕方ないと思い、テレビに映っていることでアイデンティティが保てる人たちのことを“ヤバい人”だと説明。さらに「中毒患者みたいな人たち」と話します。
■永野「テレビは猿の集まり」
永野さんは、成田さんがたとえた“中毒患者”に「しかいないですよね、今のテレビ」「心から笑ってるじゃないですか、アイツら」と返し、スタッフにピンマイクをつけられる際の様子を回顧。
「早いな、マイクつけられる時のオフ感みたいな…出てきて数ヶ月の奴は『うぃーす』とかやってる。俺はまだペコペコしてるんすよ」と伝え、「あのスピードの速さとかはつまり…猿ですよね」「テレビは猿の集まりだと思うんすよ」と話し、成田さんは爆笑させました。
■テレビに出てる理由は未練?
永野さんいわく、自身や成田さんは「人」だといい「ディレクターは曲芸師。やれって言われたことを、人だから疑問を持つわけじゃないですか。でもアイツら猿だからやってるだけ」「俺は、猿の惑星にいたのかなという…」と話し、スタジオを沸かせました。
また、永野さんいわく“人”が制作しているテレビは、1割程度はあるとのこと。「猿の惑星になるけど、自分は惑星が人だったのを知ってるんで…未練でしょうね。未練でテレビ出てるのかもしれない」と、自身がテレビに出ている理由を見つけたようです。