相手からよく見られたいから… 約5割が「好きな人」の前で取る態度に共感
本来の自分こそ、好きになってほしいと考える人もいる一方で…。
好きな人を前にすると、緊張してしまってうまく話せなくなる人もいるだろう。またいいところを見せようとして、猫を被る場合もあるようだ。
■約半数「好きな人の前では…」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女800名を対象に「好きな人の前での態度」に関する意識調査を実施したところ、全体で55.6%の人が「好きな人の前では猫を被る」と回答した。
■女性に多い傾向
性年代別で見ると、すべての年代で女性の割合が高くなっているのが特徴といえるだろう。
女性は男性と比べて恥ずかしがり屋で内気な面があり、気になる異性の前では自分の気持ちを隠してしまいがちなのだろうか。
■緊張して無口に
好きな人の前ではおとなしくなる20代女性は、「気になる人が現れると、すぐに緊張して話せなくなってしまうんです。いつも硬くなってしまって、自然な会話が続けらなくなってしまいます。思うように気持ちが伝わらなくなるのを、周囲の人からは『猫を被っている』と言われてしまうのでしょうね」と話す。
現在の彼氏に対しても最初はあまり話せなかったようで、「今付き合っている人がいるのですが、その人の前でも最初はとてもおとなしくしていました。自分をよく見せたいところもあったと思いますが、とにかく緊張してしまいなにも話せなくなっていたんです。よくあんな無口でつまらない私を、彼氏は選んでくれたと思います」と続けた。
■本当の自分を知ってほしい
Xでは、「好きな子の前では、誰だって猫を被る」や「本気で好きな人とかだったら、間違いなく私は一生猫被る」など自分も猫を被るという人たちからの投稿があった。
しかし一方で、「嫌われるのを恐れて猫被るより存分に自我を出しまくって、『こいつおもしろそうだな』って興味を持ってくれる人と関わり持つほうがよっぽど楽しい」と本当の自分を知ってほしいと考える人もいるようだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女800名