谷原章介、新紙幣に便乗した詐欺に警鐘 「改めて確認ですけど…」
新紙幣の発行に便乗して旧紙幣やキャッシュカードが「使えなくなる」という嘘情報を広める動画が拡散され、詐欺につながる恐れも。専門家の見解は…。
26日放送朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、7月3日に新紙幣の発行が迫る中で「旧紙幣が使えなくなる」という偽情報動画が拡散されていると注意喚起。
警察は新紙幣発行に便乗した詐欺も警戒しており、司会の谷原章介さんは考えられる手口を紹介して改めて警鐘を鳴らしていました。
■「旧紙幣は使えなくなる」という嘘拡散
新紙幣が発行されても今の紙幣が使えなくなることはありませんが、警察は「従来の紙幣は使えなくなると嘘をつき新紙幣との交換名目でだまし取る詐欺が発生する恐れもある」と、警告しています。
SNSではすでに偽情報が拡散されているとのことで、「預金封鎖が起こされる可能性が非常に高いです。大切な資産を守れるように対策しておきましょう」といった嘘投稿も。
上記のようなデマの中には40万回以上再生されている動画もあるようで、被害拡大が心配されています。
■注意すべき「4つの言葉」を紹介
同番組によると、令和になったタイミングでも市職員をかたる男から「元号が変わるのでキャッシュカードを新しくしたほうがいい」とカードをだまし取られる被害が起こったそう。谷原さんは「どんな変化でもするどくチャンスに変えるんですね…」と困惑気味にコメント。
今回予想される手口としては、全国銀行協会を名乗り「銀行法が改正されるので不正操作防止用のキャッシュカードに変更する必要がある」と嘘をつく方法もあげられました。
今後、注意すべき言葉として「キャッシュカード変更」「旧紙幣が使えなくなるので」「口座が古くて」「偽札が紛れた可能性」の4つを紹介しています。
■銀行をかたる詐欺メールが…
谷原さんは「全国銀行協会ですよ、全国銀行協会の人は仕事をしにくくなると思いますし、高齢者の人は信じ込んじゃうんですかね?」と疑問も。
またゲストの鈴木おさむさんが、「銀行口座変更のタイミングで銀行をかたる詐欺メールを受けた」とのエピソードを明かし、自身は注意深いにも関わらずひっかかりそうになったと告白すると、「いや怖いですねぇ」と驚きを示しました。
■旧紙幣が使えなくなることはないと明言
谷原さんは「改めて確認ですけど、みなさんにお伝えしてほしいのは、新紙幣もしくはキャッシュカードが…新紙幣に切り替えるタイミングで、旧紙幣や古いキャッシュカードが使えないということはないんですよね?」と再確認し、専門家は「一切ございません」と明言。
コーナーの後半でも谷原さんは、「あらためてやっぱりこう、向こうから来る電話はちょっと詐欺と疑ってかかって…基本相手にしなければ、本当に困るときは何回も電話がきますからね」「ちょっと引き気味で対応した方がいいかもしれませんね」と提言しています。
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(文/Sirabee 編集部・星子)