『虎に翼』「俺には分かる」直人に受け継がれた口癖 直道との“違い”に視聴者ヒヤヒヤ「どっちなんだ…」
朝ドラ『虎に翼』で、直道(上川周作)と花江(森田望智)の長男・直人(琉人)が、あの“口癖”を言う場面が。視聴者からは「説得力がある」の声も。
伊藤沙莉主演のNHK連続テレビ小説『虎に翼』で、花江(森田望智)の長男・直人(琉人)が、父・直道(上川周作)の口癖だった一言を口にするシーンが。この言葉に、Xではさまざまな声があがるなど反響を呼んでいる。
■道男に「かわいいわよね」
家庭裁判所の特別判事として多忙を極めている寅子(伊藤)が夜遅くに帰宅。花江は寅子に夜食を勧め、不格好な形のいなり寿司を出す。
花江は、いなり寿司が職人として修業中の道男(和田庵)が作って猪爪家に持ってきたものであることを説明すると、「かわいいわよね」と笑顔で話す。
■直人が断言「俺には分かる」
上機嫌な花江の様子に、寅子が「ずいぶんご機嫌ね」と言うと、直人が「道男が来たからだよ。俺には分かる。恋は人を笑顔にする」と断言。寅子と直明(三山凌輝)は思わず吹き出し、「花江が道男を? まさか」と笑う。
しかし、直人が「昔おばあちゃんも言ってた。『まさか寅子と優三さんが一緒になるなんて。人間、何があるか分からない』って」と言うと、2人は複雑そうな表情を浮かべる。
■「親子の遺伝子が!」
「俺には分かる」は、寅子の兄で花江の夫である直道の口癖として、劇中ではおなじみの言葉だった。
息子の直人がこの言葉を口にしたことに、Xでは「出た『俺には分かる』」「直道の『俺にはわかる!』を継いでる直人…」「俺には分かる! 引き継がれてる」「直人が『俺には分かる』て直道の名ゼリフ言ってくれたの嬉しい」「直道が出てきた! 親子の遺伝子が!」と反応。
■「どっちなんだ…」ハラハラする声
直道の「俺には分かる」は見当はずれが“お約束”だったが、父とは違い、直人は根拠まで言及していた。
これには、「直人の『僕には分かる』は、理由が明確で説得力があるんだよねー。直道さんと違って」「花江ちゃんの息子だもの、当たっちゃったりする!?」「『俺には分かる』は当たるも八卦のバクチフラグだった。ど、どっちなんだ…」「当たってるのかどうなのかなぁ。道男がいるときは母と道男両方を注視してるもんねぇ」と考え込む人も。
「俺には分かる! ってことは花江ちゃんは恋してないな」「元祖お兄ちゃんの俺には分かるがたいがい不正解だったことを考えると、果たして…」「『俺には分かる(キリッ)』…ってことは、そのルートはない、という解釈で安心していいんでしょうか」といった声も見受けられた。