あの、周りから言われがちな「あの言葉」じつは苦手… 約2割の一般女性たちも共感
褒め言葉ではありますが、とくに人前で言うのは「やめてほしい」と思ってしまう女性は少くないようです。
■「かわいい」と言われるのが苦手
注目を集めたのは、今年3月放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)に、あのさんが出演した際の一幕。
小さい頃から、周囲から注目されることが苦手だったというあのさんは、「ママは、僕のことを『かわいいね』ってやってくれるんですけど、『かわいいね』ってかわいがってくれる人が嫌になって(睨んでしまったこともあった)」「でも、ママのことは好きだから、抱っこはしてもらう」と話し、何とも複雑な心境にスタジオからは驚く声が。
■あの、最も嬉しいと思う「褒め言葉」
アーティストとして表舞台に立つようになった現在でも、あのさんは「かわいいね」と言われることは「苦手」だといいます。
共演者から「何が一番、褒め言葉として嬉しいの?」と聞かれると、あのさんは「『カッコいい』とか、『しゃべれるようになったね』とか…」と話し、これにはシンガー・ソングライターの幾田りらさんも共感。
幾田さんは「かわいい」と言われることに苦手意識はない様子ですが、「じつはライブのときは結構オラオラ系なので、しっかり盛り上げるので、そこで『かっこいい』ってなってくれたら(嬉しい)」と話していました。
■女性の約2割「やめてほしいと思う」
ちなみに、Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女662名を対象に「かわいい」と褒められたらどう感じるか意識調査を行ったところ、全体で32.6%があのさんと同じように「やめてほしいと思ってしまう」と回答。
この割合を男女別に見ると、男性は45.5%、女性も19.2%と決して少くない割合に。
なお、「嬉しいと思う」と答えた人が最も多く49.9%、「その他」が17.5%でした。
■目立ったり“褒め合い”のような場は…
昨今、若い世代のなかには「人前で褒められるのが苦手」と感じる人もおり、世代間の感覚の違いに戸惑った経験がある人もいるのではないでしょうか。
またインターネット上では、褒められること自体は嬉しくても、「女性同士の褒め合い文化が苦手」「女の子同士の“かわいい”の褒め合いがどうしても苦手」といった投稿が多数。
気を遣うような場面や、自分だけが目立ってしまうような場での「かわいい」には、苦手意識を持つ人が少くないのかもしれません。
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(文/Sirabee 編集部・衣笠 あい)
調査対象:全国10代~60代の男女662名