『虎に翼』で『ブギウギ』世界線がついに! オープニングの“伏線”に視聴者ハッとする「ひょっとして…」
ほぼ同時代を描いている朝ドラ『虎に翼』と前作『ブギウギ』。2作品のつながりを示す“伏線”がオープニングにあったのではと話題になっている。
■初回から「梅丸少女歌劇団」が話題に
『虎に翼』では、初回から女学生時代の寅子が、当時実在した「大阪松竹少女歌劇団(現・OSK日本歌劇団)」ではなく、『ブギウギ』の福来スズ子(趣里)が所属していた「梅丸少女歌劇団」の名前を出した。これは朝ドラファンへのサービス的なセリフとみられていたが、2作品がほぼ同時代を描いていることもあり、サプライズを期待する声も見受けられた。
今回の話題の発端となったのは、寅子(伊藤)の上司である多岐川(滝藤賢一)が、家庭裁判所のPRのために発案した「愛のコンサート」。多岐川の肝入り企画とあって、寅子らも会場探しや出演者の交渉に奔走することとなった。
■クレジットに脚本家
とくに注目を集めたのが、第13週の始まりとなる、きのう24日放送の第61回のオープニングのクレジットタイトル。「脚本協力」として、『ブギウギ』を手がけた脚本家・足立紳氏の名前が表示された。
このクレジットに、Xでは視聴者が「あの足立紳さんが脚本協力…ですと!?」「脚本協力に足立紳とクレジットあったので、これはまさかのまさかがあるかもしれない」「脚本協力足立紳さん、スリートゥワンゼロきちゃう?」とザワついた。
■「福来スズ子なんて…」
寅子らが電話でコンサートに向けて交渉をするシーンでは、多岐川が手にしていた音楽関係者の情報を掲載した冊子に、スズ子の所属レーベル「コロンコロンレコード」の「日本コロンコロン株式会社」の名前も。
さらに、きょう25日放送の第62回では、多岐川が「彼女がいいんじゃないの?」と「東京ブギウギ」の一節を歌うと、寅子が「福来スズ子なんて呼べるわけないでしょう!」と応じ、ついにスズ子の名前が劇中に直接登場することとなった。
■世界線「つながってるんだ」の声
これには、Xで「今週のスタッフクレジットに『脚本協力:足立紳』ってあったし、本日『福来スズ子』の名前出ましたし、東京ブギウギも歌ってましたし、これはこれは…期待していいですか…?」との声が。
史実であれば、「東京ブギウギ」を歌ったのは笠置シヅ子さんとあって、「笠置シヅ子じゃなく、福来スズ子…つながってるんだ、この世界」「『福来スズ子は呼べませんよ!』って! 寅ちゃんとスズ子さんが同じ世界に生きている…」「寅子の『福来スズ子なんか呼べるわけないでしょ』は、ひょっとして…の伏線?」と期待が高まる。
また、寅子の父・直言を演じた岡部たかしは、『ブギウギ』では、スズ子の実家の銭湯「はな湯」の常連客“アホのおっちゃん”を演じていたことから「ああアホのおっちゃんが生きている世界線なんだな…岡部さん…」と思い出す人もみられた。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)