怖いのにかわいい「スキマモリ」、グッズ化される人気キャラに 誕生秘話が救世主すぎる…
JR西日本発のキャラクター「スキマモリ」がグッズ化される人気ぶり。誕生した経緯を聞いてみた。
紫とピンク色の長い胴体、大きな目が一つ…。JR西日本初のキャラクター「スキマモリ」が着々と知名度を上げ、グッズも多数販売され、人気キャラクターになっている。
そんな「スキマモリ」誕生の舞台裏を取材してみると…。
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■転落防止啓発→グッズ化の大人気
「スキマモリ」は2021年に、子供の列車とホームの隙間での転落防止を呼びかける活動のために創作された。JR西日本と大阪市立デザイン教育研究所、大阪公立大学と協働し、「こども隙間転落防止プロジェクト」をスタートした。
その後、東急電鉄や京王電鉄も活動に参加し、「スキマモリ」のポスターも掲出され、全国的に知名度を高めた。最近は、クッションやアクリルキーホルダー、クリアファイルなどのグッズも販売されている。
大阪市立デザイン教育研究所公式ホームページによれば、スキマモリの体長は14メートル。エクレアや隙間が好きで、趣味はかくれんぼとダンスだという。
■「ユーモアの塊」ネットで称賛の声
グッズ化されるほど人気キャラクターになった「スキマモリ」はネット上でもたびたび話題になる。
「こわかわいい…ユーモアの塊」「長い身体に沢山の足、大きな単眼とかめっちゃツボ」「単眼+両生類は反則」「妖怪ウォッチやポケモンのキャラと言っても違和感ありませんね」など、夢中になる人が続出。
紫とピンクの身体に大きな目が一つと、一見グロテスクに思えるが、不思議と愛着が湧く。「スキマモリ」はいかにして爆誕したのか。
キャラクターのデザインを考案した大阪市立デザイン教育研究所に取材したところ、様々なエピソードが明らかになったのだ…。