ひろゆき氏、“日本は安全な国”の考えに持論 「思い込んでるだけ」「親であれば…」
性犯罪の件数が少ない=安全、ではない… ひろゆきさんは理由を語り「思い込みはよくない」。
2ちゃんねる創設者で実業家の西村博之(ひろゆき)さんが19日、自身のYouTubeチャンネルで生配信を実施。
“日本は安全な国”との考えに「思い込みはよくない」と訴えました。
【動画】性犯罪の件数が少ない=安全、ではない… ひろゆきさんは理由を語り「思い込みはよくない」
■性的暴行で14歳の男子中学生を逮捕
多くの質問や相談に答えるなか、先日報じられた男子中学生が逮捕された件に言及するコメントも。先日、埼玉県に住む14歳の男子中学生が、小学生の女の子を商業施設の多目的トイレに連れ込み、性的暴行を加えたとして、不同意性交などの疑いで逮捕されました。
両親と来店していた女の子が1人になるところを狙われたと報じられていますが、投稿した人は「男性の性目的で少女や女性が巻き込まれる事件が絶えないことに憤りを感じる」と伝えました。
■「日本は、危険であるにも関わらず…」
これにひろゆきさんは「アメリカでもフランスでも、子供をひとりで置いておくというのはやらないんですよ、危険だから」「日本は、危険であるにも関わらず“危険じゃない”とみんなが勝手に思い込んでるだけ」と返答。
ちなみに、2014年9月、米国連邦機関・疾病予防管理センターの報告書で、アメリカ人女性(年齢問わず)の19.3%(5人に1人)が、レイプ被害を受けたことがあると明らかになりました。
ひろゆきさんは「多分、世界中それくらいの数字になる」と話し、「日本って通報しない人がほとんど。僕が聞いている限り、被害申告しない割合が非常に高い」と述べました。
■ひろゆき氏「親であれば…」
実際に内閣府の過去の調査によると、面識のある人物からの犯行が7割を超えており、被害に遭ったあとに誰にも相談しなかったという女性が約7割にのぼると報告しています。
ひろゆきさんは「暴行されたという犯罪件数が少ないと見たときに『日本は暴行されない国なんだ、安全なんだ』と思い込むのか、『暴行されたとしても泣き寝入りの国、安全じゃない』と考えるのか…」と問いかけ。
つづけて「親であれば、“安全である”という思い込みのほうがよくないんじゃないかと思う」「男性というのは、そういうことやるのが一定の割合いるというのを意識して行動したほうがいいと思いますけど」と訴えました。