阿波野秀幸氏、自身が元祖“コーチがマウンドにタオルを持参する理由”を告白 「危険球も…」
昨今散見される投手コーチがマウンドにタオルを持参するシーン。最初に始めたという阿波野秀幸氏が語るその理由とは?
■昨年巨人のコーチを務めた2人がトーク
2023年に読売ジャイアンツの投手コーチを務めた阿波野氏を迎えてトークをした今回の動画。
大久保氏はコーチ時代を振り返り「僕は守りのときは、後ろに下がっているんですよ。亀井善行コーチと対策をやっていて。阿波野さんはずっとベンチにいましたね」と声を掛ける。
すると阿波野氏は「そうだね。ピッチャーがベンチに戻ってきて、先発がどういう様子なのか見ておきたい。極端に言えばマメを気にしているとか、誰と話しているかとか、目が離せない」と振り返った。
■マウンドにタオルを持参する理由は?
話を聞いた大久保氏は「阿波野さんがタオル持ってマウンドに行くとき、かわいかったですもんね。あれ、阿波野さんが最初なんですよね」と声を掛ける。
すると阿波野氏は「そうだよ。今、みんな持っていってるでしょ。あれ、中日でコーチをやってたでしょ。そのときが最初。屋外球場の夏、30球くらいになったとき汗だくで、ボールが滑りだして、危険球もあるじゃない?」と自らの発案でマウンドにタオルを持参するようになったことを明かした。
■夏は主流になる?
さらに「そういうの踏まえて。今は半袖で投げている投手も多いから。そういう意味なんだけど、今はウェイターのようにみんな持っていっている。あれ、何年かしたら主流になっているよ、暑い夏は」と阿波野氏は笑う。
大久保氏が「誰がやりだしたんだと思ったら、阿波野さんだと言うから」とつぶやくと、阿波野氏は「ドームではね、菅野智之が汗の出るタイプだから。あとはだいたい神宮とか横浜だよ」と話した。
■昨年夏には多くの投手コーチがタオル持参
阿波野氏が始めたという投手コーチがマウンドの投手に、バスタオル持って行く光景。昨年夏には多くの投手コーチがタオルを持ってマウンドの投手に駆け寄るシーンが見られた。
この件については一部で「風呂じゃないんだから」「バスタオルは風呂で使うもの」などの批判的な声も上がっている。