掛布雅之氏、岡田彰布監督の佐藤輝明1軍昇格と起用法を疑問視 「中途半端な形で…」
掛布雅之氏が、佐藤輝明を交流戦期間中に1軍に昇格させた岡田彰布監督の決断を疑問視。打順の組み換えにも「動かしすぎ」と苦言。
■交流戦を振り返り
掛布氏が阪神の交流戦を振り返った今回の動画。そのなかで交流戦防御率トップだった才木浩人投手を絶賛する。
その後、リーグ戦に向けて前川右京選手に「レベルスイングができている」「岡田監督は相当期待していると思う」と語った。
■佐藤選手の1軍昇格を疑問視
交流戦で苦しんだ阪神打線の「キーマン」に掛布氏は佐藤選手と大山悠輔選手を挙げる。
そのうえで佐藤選手について「岡田監督とインタビューでお話をしたときに、(2軍調整中だった)佐藤に対して『10日間で上げるんですか』 と言ったときに、岡田監督は強い口調で『無期限です』と僕に言ってきた」と指摘。
続けて「これは交流戦中に、佐藤の1軍復帰はないなと僕は思っていたんですけども、チームが勝てないというなかで、西武戦で佐藤を1軍に戻したんです。これはすごく中途半端な形で1軍に戻すような形になった」と持論を展開した。
■昇格はマイナスだった?
佐藤選手の1軍昇格を掛布氏は「これは佐藤にとってもチームにとっても、マイナスなんじゃないだろうかと。佐藤自身がファームで泥だらけになって、守備の練習をしたり、野球に取り組む姿勢というものが変わって、初めて上げるべきだったんではないか」と疑問視する。
さらに「今後のその佐藤の野球というのが僕、すごく気になるんですね。それと同時にどういう状態になったら大山を1軍に上げるのかということもすごく気になる」とコメントした。