乙武洋匡氏、“授業中の水分補給禁止”校則に疑問 「恐ろしい発想」「時代錯誤も甚だしい」
「授業中の水分補給」をめぐり、一部の中学校で物議をかもしている“ルール”について、乙武洋匡氏が「時代錯誤も甚だしい」とコメントした。
■「飲まないことをマナーとする」
毎日新聞の報道によると、物議をかもしているのは埼玉県内の中学校で定められている「授業中やテスト中は(水やお茶を)飲まないことをマナーとする」というルール。
保護者から熱中症による危険性を指摘する声があがったものの、学校側は、挙手をするなどして教師の許可を得れば水分補給できるとし、教育委員会もこのルールについて「問題ない」との見方を示しているという。
■乙武氏は「恐ろしい発想」
乙武氏は、このニュースを伝える記事を引用すると、教頭の「教師が話している時も水筒を手に取るなど、生徒たちに節度がなくなっている実態があった」との発言に注目。
「生徒の体調や健康よりも、教師への形式的な恭順を優先させる恐ろしい発想。時代錯誤も甚だしい」と指摘している。
■「時代には合ってない」「暑さが違う」指摘
乙武氏の投稿に、ユーザーからも「今の時代には合ってない気もしますね」「中学生とか休み時間なんて短いんだから飲ませてやればいいのに」「みんなが『水飲みたいです。許可ください』なんてなったら授業進まないんじゃない?」とコメントが寄せられた。
中には「ガタガタ音出して飲みまくったりペットボトルで遊び始める子供が一定数いたりするのも事実」「飲むことは大切だけどマナーも一理ある。大人は会議中も飲むけど失礼じゃないタイミングで飲む」と学校側の意見に理解を示す声も。
しかし、「軽い熱中症って室内でもなるから、水分を積極的にとってほしい」「マジで水分取れないって地獄よ」「昔と今は暑さが違うんだから」「会議で出された飲み物を挙手して飲む人見たことあるか?」といった指摘も見受けられた。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)