Mrs.GREEN APPLE、『Mステ』での『コロンブス』披露を取りやめ 事務所の判断に反響
新曲『コロンブス』のMVが物議を醸して公開停止になったMrs.GREEN APPLEが、14日生出演の『ミュージックステーション』での同楽曲披露を取りやめた。
新曲『コロンブス』のミュージックビデオ公開を停止したバンド・Mrs.GREEN APPLEが、14日に生出演する『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)の披露曲を変更することが発表された。
■問題の楽曲披露を見送り
当初、14日の放送では『コロンブス』『Dear』の2曲が披露予定と告知されていたが、番組は午後6時ごろ、公式サイトで「Mrs. GREEN APPLEが歌唱を予定しておりました楽曲のラインナップが、所属事務所の申し出により、一部変更となりました」と発表。
騒動を受けて事務所のほうから変更の申し出があったと説明し、「急遽の変更が発生してしまったことをお詫び申し上げます」と謝罪した。
■「懸命な判断」「対応が早い」
同様の告知は公式Xにも投稿され、事務所の素早い対応に「さすがにこれは懸命な判断」「アカンのはMVなんだけども、さすがに自重したのか」「事務所の対応が素早いね」といった声が寄せられている。
また、「MVは良くなかったけど、曲は素晴らしいからみんな聞いてほしいな」「テレビで逢えるだけで幸せです」「しっかり受け止めて聞きます!」など、複雑な心境ながら応援するファンの声も相次いでいる。
■公開直後から物議
バンドは12日にYouTubeで『コロンブス』のMVを公開したところ、ボーカルの大森元貴がコロンブスに扮し、類人猿に楽器演奏などを教える表現が「史実のコロンブスの奴隷貿易や虐殺行為を正当化している」などとしてコメント欄に批判が集中。
Xでも物議を醸し、「ミセス炎上」「コロンブス」など関連ワードがトレンド入りし、13日には公開停止とともに「歴史や文化的な背景への理解に欠ける表現が含まれていたため、公開を停止することといたしました」などと公式サイトで説明された。
このまま“封印作品”となってしまうのか、ライブなどでは披露されるのか、ファンは心配していることだろう。