川口春奈、“低視聴率女王”批判から逆転評価 「彼女がいるだけで場の空気は…」関係者が告白
ドラマ『9ボーダー』で主演を務める川口春奈。カメラが回らないところでの人柄も評価されているようで…。
■再評価されるきっかけは「あの作品」
川口は2009年のドラマ『東京DOGS』(フジテレビ系)で女優デビュー。その後も多くのドラマに出演してきたが、苦戦を強いられることもあって…。
「早くからドラマで主演を務めていましたが、なかなか視聴率が伸びませんでした。一時期、ネット上では『低視聴率女王』と心無い批判の声も見受けられました」(前出・テレビ局関係者)。
女優として逆転評価される転機となったのは、2020年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』の帰蝶役。当初、女優・沢尻エリカが演じる予定だったが、19年に麻薬取締法違反容疑で逮捕され、川口が代役に抜擢された。
「バタバタなスケジュールでしたが、乗馬シーンもある難しい役を見事に演じきり、多くの人に川口さんの存在が知れ渡りました。その後も、22年の『ちむどんどん』や同年の『silent』(フジテレビ系)など、話題作への出演が続き、改めて女優として評価されるようになったんです」(前出・テレビ局関係者)。
■「彼女がいるだけで場の空気が…」関係者が告白
女優としての演技力が近年の活躍を支えているのは間違いない。仕事が途切れないのは、川口の人柄も関係しているようで…。
「明るく、誰に対しても壁を作りません。現場で緊張しているタレントに優しく声をかけ、さりげなくみんなの輪に加えているそうです。スタッフにも気さくに話しかけてくれるので、彼女がいるだけで不思議と場の空気が明るくなります。バラエティ番組で披露する“変顔”は鉄板ネタで、休憩中にみんなを笑わせていますよ」(前出・テレビ局関係者)。
川口はかつての汚名を返上し、現場の“癒やしの女王”として輝き続けることだろう。
■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
今期の推しは、『Believe─君にかける橋─』(テレビ朝日系)、『イップス』(フジテレビ系)、『アンチヒーロー』(TBS系)。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)