『Aeruta(アルタ)』プレイレビュー キツネ耳少女のダンジョン探索+パン屋経営アクションゲームが素晴らしいので皆に遊んでほしい
登場キャラが全員かわいい、繊細なドット絵とどこか懐かしい音楽が魅力のパン屋経営アクション『Aeruta(アルタ)』を遊んでみました。
Sirabee読者の皆さんおはようございます、一番好きなパンはホテルの朝食バイキングに出てくるクロワッサン、さらにバターもマシマシで乗せちゃう系VTuberの幽霊坂ゆらぎです。
今日は私が最近遊んだゲームの中でも飛び切りかわいくて最高な、キツネの冒険者がパン屋でバイトをしながらダンジョンで食材集めをするアクションゲーム『Aeruta(アルタ)』を皆さんに紹介していこうと思います。
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■経営+探索のハイブリッドアクション
本作は5月16日にグラビティゲームアライズからSteamの早期アクセスとしてリリースされた、パン屋経営とダンジョン探索を組み合わせたアクションゲームです。
早期アクセスにつき現在は一つ目の島までしか進められませんが、ダンジョン探索やパン屋経営といった基本部分は繰り返し遊ぶことが可能です。
今の段階でも基礎部分の完成度が非常に高く、今後のアップデートによるシナリオの追加や機能の解放などで、ここからさらに面白くなる予感がしています。
価格は1400円(税込)で、Steamのストアページでは無料のデモ版も配布されていますので、気になった方は是非一度触ってみてくださいね。
■壊れたパン屋の再建を目指そう!
本作の主人公であるチャヤは、かつて世界を暗闇から救った「勇者」を目指して冒険者をしているキツネの女の子。
彼女は冒険者ギルドのミッションの最中、良い匂いに釣られてフラフラと立ち寄ったパン屋のオーブンを(半ば不可抗力で)店ごと爆破してしまいます。
店主の少女イーフィから爆弾魔だと誤解され、必死に自分の仕業ではないと主張するチャヤでしたが、自分が信条とする「冒険者」のあり方として、困っているイーフィのために手を貸すことを決意。
チャヤがダンジョンで素材を集め、イーフィがそれを元にパンを作る、壊れたお店を元に戻すための二人の旅がはじまります。
■二つのパートを行ったり来たり
本作を大まかに分けると、パン屋を経営するパートと、食材を集めるためのダンジョン探索パートの2種類があります。
チャヤが探索で集めた生地や食材はパンを作るのに使用するだけでなく、イーフィが新しいパンを開発したり、既存のパンの品質を改良するのにも必要となります。
しかし、パンの開発にはお金もかかるため、チャヤはずっとダンジョンに潜っていればいいというわけにはいきません。
お金はお店の経営でしか得られないので、お店を開きつつ、食材目当てに探索に出かけ、新たなパンを開発し、再びお店を開く。これが本作の一連の流れになります。
現代回では経営パートの難易度はそこまで難しくないのですが、探索パートはそれなりに歯ごたえがあり、時には難易度の高いアクションを要求されます。
ただ、このあたりはデモ版から現バージョンにかけてバランスが変更されていたりと、ユーザーの声を取り入れつつ、今後も調整されていくようです。
それに、プレイ中はいつでも難易度を切り替えられるので、難しすぎると感じたら、迷わずイージーを選べばOKです。