遠野なぎこ、自死した「母を許さない」発言の真意を改めて説明 「受け止めます」理解の声
遠野なぎこが、2022年5月に自死した母親への想いをつづる。「許さない」と強調する理由を説明した。
女優・遠野なぎこが6日、自身の公式インスタグラムを更新。自死した母について「絶対に許さない」とつづった理由を説明した。
■母の自死に「許さない」
遠野の母は2022年5月に自ら命を断った。母の自死に言及した今年3月のインスタグラムの投稿では、「やっぱり私は母を許さない」と心境を吐露。
「母の遺体を見つけたのは弟です」と当時の状況を明かして、「こんなに心優しくかわいい子に、一生消えない傷を負わせた母はなんて罪深い人間なのだろう」「大切な子に傷を負わせた人間」と、弟にショックを与えたと感じたようだ。
■恨み・憎しみは「一切ない」
きのう6日の投稿では「私自身が、一昨年自死した母に対して恨みやら憎しみやらは正直一切ないの。(自死に対してね)」と真意を伝える。
弟は母の死を見る前日に義理の父を看取っていたらしく「そりゃ、精神崩壊するでしょ。しない人いないでしょ」と気持ちを汲み取り、「そういう意味で、“母を許さない”と言い続けているのです。弟の代わりに。あの子はいい子だから、自分からは発信しないから」とつづった。
■弟の大変さを想像
「私は絡んでないけど、葬儀やら遺産相続やら全て弟が1人で取り仕切った」とのことで、「崩壊するよ、そりゃ。私は、そこに絡めるほどの強さを持ち合わせていない」と大変さを想像。
「本当に申し訳なかったと思っています。だから、私は母を許しません。これが、今の私の本音です」と改めて考えを主張し「呪縛でもなんでもなく、シンプルに大好きな弟を苦しめた恨みです」と結んだ。
■ファン「本当に素敵なお姉さん」
遠野の投稿を見たファンからは、「なぎこさんのお気持ち、受け止めます」「弟さん想いで本当に素敵なお姉さんですね」「なぎこちゃんのお気持ち 理解できるような気がします」といったコメントが上がった。
「どうかどうか優しい弟さんの心が少しでも少しでも癒されることを願っています」「弟さんの気持ちも少し楽になっていると思います」と反応するファンもいた。