ガーシー落語家宣言にテレビ関係者「そう甘くないよ」 「侮辱してるとしか…」厳しい声も
ガーシーこと東谷義和氏が、落語家への転身を宣言。テレビ東京『WBS』デスクの篠原裕明氏は「そう甘くない」と指摘し、落語ファンらからも厳しい声があがっている。
ガーシーこと東谷義和氏が4日、都内でトークイベントを行い、落語家に転身することを発表。これを受け、テレビ東京報道局記者で『WBS』デスクの篠原裕明氏が、自身の公式Xで厳しく指摘するなど反響を呼んでいる。
■高座名は「東笑亭ガーシー」
報道によると、東谷氏はトークイベントで、「最もリスペクトしている人」に落語家への転身を勧められたことを打ち明け、「オレにしかできひんちゃうか。向いてるなって」と述べると、「東笑亭(とうしょうてい)ガーシー」という高座名を考えたことを明かした。
また、とある落語家から「人の看板はいらない。自分で看板をあげてください。創作落語をやったら絶対いけます」などと言われたとして、弟子入りなどはせず、今年10月のデビューに向けてネタの作成などをしていることも語ったと伝えられている。
■「そう甘くないよ」厳しい声
この報道を受け、落語や講談などの寄席通いを趣味としている篠原氏は、東谷氏の発言について伝える記事を引用すると「落語家、そう甘くないよ」と指摘。
ユーザーからも「落語家を侮辱してるとしか思えません。ちゃんと前座修業してから高座に上がれって思います」「どこに向かってるんだろう…」「落語を舐めるなと言いたい」「落語は簡単だ! と舐めて落語家になろうとしているならいい気分はしない」と疑問の声が寄せられた。
■「落語の日」に…
きょう6月5日はくしくも「落語の日」で、Xでは「もしかしてガーシーが落語家転身を発表したのって、きょうが落語の日だからか」「落語の日だからガーシーが電撃発表をしたの? そういう冗談?」「落語の日、寄席の日にこのニュースは嫌だな」といった声も。
創作落語を勧めたという落語家の言葉についても、「相談した落語家さんに弟子入りを『やんわり断られてる』だけのように読めるんだけど…」「その落語家半笑いじゃなかった? 人の看板はいらないよ!(俺んとこ入れろとかめんどいから言い出すなよ)でしょ」「『誰も弟子にとりたくないだろうしやりたきゃ手前で勝手にどうぞ』だと思った」といった指摘も見受けられた。
■4日にはXを新たに開設
東谷氏は暴力行為等処罰法違反などの罪で起訴され、今年3月に懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を受けた。裁判では「もう二度とSNSはやりたくない」などと述べていたが、きのう4日にXのアカウントを新たに開設した。
イベント終了後にXを更新すると、「無事仕事初め終えることができましたー。ほんまわざわざきてくれた奴も、ツイキャスで聴いてくれてた奴も、全部まとめてめちゃくちゃ感謝や!」と投稿。「こんな最高の場を用意してくれた箕輪くん、心から感謝してます! 影から盛り立ててくれた、うちのファミリーにも! これからもよろしゅー、ほなの!」とつづった。
今後の活動については、ネット上でも厳しい声が上がる一方で一部のファンからは「東笑亭ガーシーに期待」「これからがスタートですね」「東笑亭ガーシーも応援してるよ」「ガーシーのトークは天才的と思ってたら、更に磨くのですね。益々、楽しみ」とのエールも寄せられている。