ラミレス氏、現役選手で最強だと思うバッターを選定 「今、日本で最高の右打者」
ラミレス氏が現役最強だと思う右バッターを選定。「今の日本で最強の右打者」と語る選手とは。
元横浜DeNAベイスターズ監督のアレックス・ラミレス氏が、元東京ヤクルトスワローズ・古田敦也氏のYouTubeチャンネル『フルタの方程式【古田敦也 公式チャンネル】』に出演。現役最強打者を選定した。
■注目している若手選手をトーク
古田氏とラミレス氏、そして元福岡ソフトバンクホークスの内川聖一氏がトークをした今回の動画。話題は「注目している現役の若手選手」に。
内川氏は中日ドラゴンズで活躍中の田中幹也選手を挙げ、「背は小さいんですけど、トップを作ったところから、素直にバットを出すことに、徹することができるというのが。あの形は好きですね」と語った。
■ラミレス氏は阪神・佐藤選手
ラミレス氏は「阪神タイガースの佐藤輝明はとてつもないポテンシャルを秘めている」と佐藤選手に言及。
続けて「打ち方がかっこいいね。でもそれほど数字は残していない。打率3割40本、100打点のポテンシャルを持っているが、まだそこまで育っていない。20ホームランそこそこだ」と同選手の打撃を分析する。
さらに「しかし、凄い選手になるポテンシャルは高い。甲子園は打つのは難しいからね。それでも彼なら30本はホームランを打てると思う」とコメントした。
■現役最強打者は?
スタッフは「ラミレスさん、1番すごいと思うバッターは誰ですか?」と質問する。
これにラミレス氏は「今はDeNAの牧だね」と監督を務めた横浜DeNAベイスターズの牧秀悟選手を挙げる。
理由については「今の牧ならおそらく2冠王を取れると思う。ホームランは岡本和真や村上宗隆のほうがパワーがあって、3冠王は難しい。でも3割35本100打点で言えば、今は牧だと思う。おそらく今、日本で最高の右打者だと思う」と語った。
■新人で3割20本をクリア
牧選手は中央大学時代から高い打撃力を誇り、2020年のドラフト2位でベイスターズに入団。
新人で打率3割1分4厘、ホームラン22本、71打点の好成績を記録。3年目の昨年は29ホームラン、103打点で打点王と最多安打のタイトルを獲得した。