石田ゆり子、テレビに映らない天然エピソード 『虎に翼』夫婦役演じた岡部たかしは“唯一無二”
岡部たかしが『あさイチ』に出演。朝ドラ『虎に翼』で夫婦を演じた石田ゆり子のエピソードについて語り、ファンからは「ゆり子さんらしくてかわいい」の声も。
■岡部は「似ている人がいない」
岡部は「プレミアムトーク」のコーナーに出演。岡部は『虎に翼』で寅子(伊藤沙莉)の父・直言を演じ、石田が母・はるとして夫婦を演じていた。
VTRで出演した石田は、岡部について「本当に岡部さんってひょうひょうとしていらっしゃるんですけど、本当に面白い方で…表現が難しいですね…」と笑う。
さらに、「私は今までいろんな方と夫婦役で共演してきたなかで、岡部たかしさんという方は似ている人がいない」と語る。
他人である俳優同士で家族役を演じることは難しく、画面の中で「同じ家で同じ食事をしてきた」という雰囲気を出すことは「『はい、やってください』って言って出るものではないというか。それが自然にできたのは、お父さん(岡部)のどこかとぼけた、何とも言えないあの感じ(のおかげ)。素晴らしい方だと思っています」と話した。
■「あのアレ、アレ見てます」
岡部は、石田と夫婦役を演じることについて、ヒロインの父を演じると聞いたときよりも驚いたことを明かし、「(石田は)楊貴妃みたいじゃないですか。(本当に)いらっしゃるんだなと…」と石田の“実在”すら疑ったことに触れる。
その石田と初対面した際のエピソードについて、「(石田が)『岡部さん、見てます、いつも。あのアレ、アレ見ました、アレ…ごめんなさい出てこなくて…あのアレ、アレ見てます。ここまで出てるのに…ごめんなさい。あのシーンとかすごい…』って」と、石田が作品名を思い出せなかったことを明かして笑わせ、「全然具体的なことを話さずとも心が通じた」と振り返った。
■石田と「もっとしゃべりたかった」
また、石田は岡部について「役以外のことをあまりお話しにならないというか。もちろん雑談はするんですけど、余計なことを言わないという感じはしますね。ちょっと寡黙で、1人でどこかに行ってしまうというか。自分の時間を大事にされているんだろうなと思いますけど、そこがいいなと思っていました」とも。
これには、岡部が「緊張しているというのはあるんですけど。ゆり子さんに『自分(関西弁で“きみ”)、彼氏おんの?』とか聞けないじゃないですか」と少し気後れしていたことを打ち明ける。
鈴木奈穂子アナウンサーから、「本当はもっとしゃべりたかった感じですか?」と水を向けられると、「しゃべりたかったですね…」と苦笑していた。
■「50代あるある」の声も
2人が明かしたエピソードに、Xでは視聴者から「ゆり子さんでも50代あるあるの『アレのアレ…』って思い出せないままの会話するのね(笑)」「ゆり子さんの『岡部さんのあの作品がね~、あのほらアレですよアレ』がらしくて良い(笑)」「アレってなんだったんだろ…ゆり子さん思い出して!」「岡部さんの話すゆり子さんがゆり子さんらしくてかわいい」といった声が。
さらに、「岡部さん、ゆり子さんが楊貴妃みたいに神々しかったんだ」「はるさんの中の人=ゆり子さんは楊貴妃」「岡部さんがゆり子さんのこと、楊貴妃みたいなと言ってて…それな! って納得。ホント全てが美しい」と岡部の表現に納得する人も見受けられた。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)