立浪和義監督の“スクイズ敢行”を田尾安志氏が絶賛 「本当に素晴らしい作戦」
田尾安志氏が中日ドラゴンズ・立浪和義監督の「3塁走者投手、2ストライクからスクイズ」作戦を大絶賛した。
■中日対西武戦を振り返り
田尾氏は動画で28日に行われた中日ドラゴンズ対埼玉西武ライオンズ戦を振り返る。
試合は中日が西武先発・今井達也投手の悪送球で先制。さらに1アウト3塁で、走者が投手であるにもかかわらず、田中幹也選手がスクイズを敢行。これが見事に決まり、2点目をとる。
このリードを中日が先発・高橋宏斗投手、松山晋也投手、抑えのライデル・マルティネス投手とつなぎ、3試合連続完封勝利した。
■田尾氏が立浪監督の采配を絶賛
試合を振り返った田尾氏は「スクイズ、 2点目の取り方。これは今シーズン、僕が作戦面では1番驚いた作戦の1つと言っていいと思います」と立浪監督のスクイズを称賛する。
続けて「今シーズン、ずっと見てきましたけれども、僕のなかで意表を突かれた作戦というのは、1つもなかったんですよね。以前よりも選手に託す、 そういうような作戦を、ずっと見てきたような気がするんです」と語った。
■岡田監督の采配にも言及
さらに田尾氏は「僕はタイガースのゲームを見てますので、だいたい岡田彰布監督が案外、意表を突く作戦がない。去年はそういうものがいくつかあったんですけれども、今シーズン、僕は1度も見ていない」と阪神タイガース・岡田彰布監督の采配に言及。
立浪監督の作戦について「そのなかで今日ドラゴンズの戦いを見て、立浪監督の2 ストライクからのスクイズ。意表を突かれましたね。これは本当に成功したときには、すごくチームとして勢いが出る。そういう作戦を立浪監督は敢行したな。 そういう気がしました。本当に素晴らしい作戦だったと思います」と大絶賛した。
■借金1で4位に
交流戦初戦を勝利した中日は借金1で4位に。28日のオリックス・バファローズ戦に勝利し、首位に浮上した広島東洋カープとは3.5ゲーム差となっている。
