メガネを付ける時の“あの悩み”、解決するアイテムがあった 「これは救世主」称賛の嵐
メガネのフレームに取り付けるとズレにくくなる「ピタリング」が話題に。メガネユーザーから称賛の声があがっている。
■気になる開発の経緯は…
ニッセイの担当者によれば、「ピタリング」は、メガネ生産地として有名な福井県にある有限会社金谷眼鏡が開発・製造を行い、ニッセイと金谷眼鏡で販売しているという。クロスホルダーという小耳症(しょうじしょう)疾患のためのメガネ用補助具を開発したのがきっかけだったそうだ。
担当者は、「この補助具とメガネを固定する治具(部品)を開発していて、丁度現在のピタリングを二重に重ねた治具が完成しました。その後、この治具は一般のメガネの滑り止めとしても機能するのではと思い、現在のピタリングへと至りました」と説明する。
発売から10年以上経っているが、マスクを付けるようになったコロナ禍で再注目される。
担当者からは、「ピタリングの最大の特徴である、『弱』『中』『強』の3タイプの取り付け方の『弱』により、マスク使用の際、紐を耳に掛けるのではなく、ピタリングに引っ掛ける使用方法を発案し、マスクフックとしての役割も果たしました。メガネ使用者には大変好評を頂いております」という回答が寄せられている。
■「汗で濡れたら拭き取る」
通常、半年程度は使用できるが、ゴム系の製品のため、取付部分が緩くなった場合は取り替えたほうが良いという。日常的な手入れは不要だが、注意点もある。
担当者は、「使用の際、汗などで大量の水分等で濡れた場合は、乾いた布などで拭き取るようにすると製品が長持ちします。また、お風呂やサウナ等の水分の多いところでの使用は控えてください」と話す。
ほとんどのメガネに取り付け可能だが、ピタリングを付ける場所(先セルまたはつる)の幅が10mm、厚み6mm以内の使用になっているため、それ以上のサイズは取付口が裂ける恐れがあるとのこと。事前に、自分のメガネのサイズを調べておくのが良いだろう。
仕事やスポーツでメガネのズレが気になる人はぜひ、「ピタリング」を試してほしい。
■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
今期の推しは、『95』(テレビ東京系)、『Believe─君にかける橋─』(テレビ朝日系)、『イップス』(フジテレビ系)、『アンチヒーロー』(TBS系)。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)