岡田彰布監督の“ノイジーの起用法”を田尾安志氏が疑問視 「これが僕の本音です 」
田尾安志氏がノイジーをスタメンで起用する岡田彰布監督の采配を疑問視した。
■26日の試合を振り返り
26日に行われた阪神タイガース対読売ジャイアンツの試合を振り返った今回の動画。
試合は阪神が1点をリードして迎えた9回、巨人が岡本和真選手の同点ホームランで追いつき、延長戦に入る。
10回表、巨人は丸佳浩選手の犠牲フライで勝ち越し。阪神は巨人の中継ぎ・抑え投手陣を打てず、逆転負けを喫した。
■大山選手とノイジー選手に苦言
試合を振り返った田尾氏は「9、10回の2点がクローズアップされるんですけど、この2点で負けるということは1点しか取れなかったタイガースの打線。ここに大きな問題がある」と指摘する。
続けて「大山悠輔選手とノイジー選手の不調が気になる」とし、大山選手について「外のスライダーをきっちり投げておけば、抑えられる。全部引っ張るスイングになっている」と解説した。
■「レギュラーのバッティングではない」
田尾氏はノイジー選手にも「あのドアスイングは、急には直せないんではないかなという気がします。守備が良いと言われながら、使ってもらってはいますけれども」と厳しい評価を口に。
続けて「僕も外野手をずっとしておりまして感じるのは、年間に外野の守備が良くて勝ったゲーム、外野の守備が悪くて負けたゲームというふうに考えると、僕らがやってたころは、そんなにはなかったですね」と持論を展開。
そして「それよりは打てる外野手が必要。僕らはそういうふうに見られて、外野のレギュラーを取るためには打力が必要だということで、打力を磨いてレギュラーポジションを取る。そういう気持ちでいました 。そういう点では今のノイジーのバッティング内容は、レギュラーのバッティングではないんですよね」とバッサリ切った。