捨てたはずのカップ麺容器、“貼られたメモ”に目を疑う… その原因が判明「謎が解けました」
ごみ清掃員としても勤務するマシンガンズ・滝沢秀一が、「紙」マークの注意点について解説。つまずきがちなポイントとは。
ごみ清掃員としても勤務しているお笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一が22日、公式Xを更新。「紙」マークがあってもリサイクルに向かないごみについて解説した。
■「紙」マークがあっても「可燃」
滝沢は、「これらは紙と書いてありますが、可燃ごみでお願いします」と、ソフトキャンディのパッケージや、お菓子の包み紙、カップ麺の容器の画像を投稿。
「これらは紙の割合が半分を超えているから、紙と表記されていますが、半分近くは銀紙だったり、プラだったりするので、リサイクルには向いていません。可燃ごみで出してくれると助かります」と呼びかけた。
■複合素材にも表示
容器包装リサイクル法により、紙製容器包装には「紙」マークを表示することが義務付けられている。分離不可能な複合素材の場合、重量が多いほうの素材を表示することになっており、たとえば紙が60%、プラスチックが40%という素材の場合には紙マークが表示される。
しかし紙製品であっても、においや汚れ、油などが付着したもの、金、銀などの金属が箔押しされたもの、防水加工されたもの、ビニールやポリエチレンなどの樹脂やアルミコーティング紙、ラミネート紙などはリサイクルに適さないとされる。
ただ、地域によって分別の仕方が異なる場合もあり、滝沢も「紙と表記されていれば何でも出して大丈夫の地域あり」としている。地元自治体の分別方法を確認したほうがよさそうだ。
■「謎が解けました」という人も
滝沢の投稿に、ユーザーの中には「以前カップ〇〇の容器を他の紙類と一緒に出したら回収されず、紙以外が入ってる旨のメモを貼られてました。何で?? っと思ってた謎が解けました!」と疑問が解決したという人も。
また、「あきらかに紙だけではないぞ、と思ったら可燃ゴミにしてるけど、ややこしい…」「再生できない物が入っているから可燃ごみなんですね」「リサイクルマーク、パッケージの成分が知りたいわけではないので、資源にできるかの基準で記載できるようにしてほしいですね」「リサイクルできるものだけマークつけるとか、注意書きでもあればいいのに」といった声も寄せられている。