阪神タイガース・村上頌樹の現状を田尾安志氏が心配 「ボールのキレのなさ…」
田尾安志氏が21日の試合で負け投手となり、2勝4敗となった村上頌樹の状態を分析。「これは僕も何度も経験していること」として指摘したのは…。
元東北楽天ゴールデンイーグルスの田尾安志氏が、自身のYouTubeチャンネル『TAO CHANNEL』で阪神タイガース・村上頌樹投手の状態を不安視した。
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■広島対阪神を振り返り
21日の広島東洋カープ対阪神タイガースを振り返った今回の動画。
試合は2回までに広島が村上投手から2点を先制。3回には同投手とは東洋大学で先輩・後輩にあたる末包昇大選手がセンターバックスクリーンにスリーランホームランを放ち、5対0と試合を優位に進める。
カープは先発の床田寛樹投手が好投。結局広島が6対2で勝利し、首位阪神とのゲーム差を0.5に縮めた。
■田尾氏が村上投手を心配
田尾氏は試合を振り返り、敗戦投手となった村上投手について「これで2勝4敗ですね。 去年はもうほとんど負けないピッチャーだったんですが、 今シーズンはちょっとうまくいってない」と指摘する。
続けて「今日の点の取られ方を見て、ボールのキレのなさ。 これはちょっと去年1度も見なかったような内容でしたので、心配になりましたね。ちょっとリフレッシュする必要があるのかな。 1回もしかしたら、ローテーションを飛ばす可能性もあるのかなというような気になりましたね」と村上投手の現状を分析した。
■プロの打者は「ごまかしがきかない」
さらに田尾氏は21日の投球について「あまりにも腕の振りが弱かった。プロのバッターはちょっと落ちるとですね、 やっぱり打ちますね」と指摘。
続けて「ごまかしがきかない。これは僕も何度も経験していることで、ごまかしがきかないなと思いましたね」とコメントした。
■防御率は良い村上投手だが…
村上投手は昨年10勝6敗防御率1.74でMVP、最優秀防御率、新人王を獲得。MVPと新人王を同時受賞するのは、野茂英雄氏以来の快挙だった。
今シーズンもエースとしての活躍が期待されたが、21日終了時点で2勝4敗と負けが先行している状況だ。
防御率は21日の試合開始前までリーグ2位の1.30と好成績を収めていた村上投手。今後の動向が注目される。