絶滅した「おもちゃのハローマック」、姿を変えて復活 「屋根、駐車場が完全再現」歓喜の声続出

みんな大好き「おもちゃのハローマック」がジオラマ化されて復活する。メーカーに取材すると、細部へのこだわりが明らかになった。

2024/05/21 07:45

「ハーロー、ハーロー、ハローマック いっしょにあそぼう」──。店内で流れる音楽が印象的な「おもちゃのハローマック」。2000年代に閉店したものの、現在も多くの人に愛されている。

ネット上では、懐かしのおもちゃ店が“復活”することが話題を呼んでいて…。

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■ハローマックをモチーフにしたジオラマ

8日、鉄道模型ブランド「TOMIX(トミックス)」が、「ロードサイドショップ(おもちゃのハローマック)」と「ロードサイドショップ(東京靴流通センター)」をモチーフにしたジオラマを11月に発売すると発表した。

ハローマック

靴流通センター

「おもちゃのハローマック」は1985年にオープン。白とピンクのギザギザ屋根の外観や可愛らしいキャラクター「マックライオン」が特徴的なおもちゃ店だ。

最盛期は500店舗を超えたが、海外企業の日本進出やネット通販の普及などから業績が悪化。2008年に全店舗が閉店した。

なお、「ハローマック」の特徴的な建物の形状を残し、新しい店舗が営業するケースも多く、令和になっても同店を愛する人が多い。

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■「屋根、駐車場が完全再現」ファンも歓喜

惜しまれながら絶滅した「ハローマック」が、姿を変えて復活することはネット上でも話題に。「一目で分かるあの屋根、駐車場の形状が再現されてる」「とうとう1/150スケールの幻影まで出現し始めた」「もう存在しないチェーン店が再現されたの熱い」「ハローマックだけでも面白いのに、ちゃんと東京靴流通センターがあるの面白すぎ」など、歓喜の声が続出。

平成に人気を博したおもちゃ店はなぜ、ジオラマ化されたのか。販売元である株式会社トミーテックに取材したところ、様々なエピソードが明らかになったのだ…。

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■「ハローマック」復活の舞台裏