宮本慎也氏、FA取得年数短縮に賛成 人的補償制度廃止と代替案も提言

FA権取得年数の短縮に「応援したい」という宮本慎也氏。一方で「人的補償は止めたほうがいい」と訴える理由は…。

■人的補償制度の廃止も提案

宮本氏はその後、FAの人的補償制度に「短縮もそうなんですけど、人的補償は止めたほうがいい。人的と補償金みたいなところは、もう移籍の自由を獲得したわけなんで」と廃止を提言。

そして「そこのしがらみで、ほかの選手が異動するとかは止めたほうがいい。変わる案を出してもいいとは思いますよ。たとえば FAの選手を2、3人採ったら、 ドラフト2位指名の権利はなしとか。よくよく話し合って、 FAの短縮というのは、僕は賛成」と持論を展開した。

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■FA制度は賛否両論

FA制度は選手にとっては権利であり、取得すれば自由な移籍が可能に。ドラフト制度で好きな球団に入ることができないだけに、選手には嬉しい制度だ。

一方で、資金力のある球団が強くなり、流出した側が弱体化するという側面もあるだけに、年数の短縮や人的補償制度の廃止に否定的な見解を持つファンも少なくない。

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■宮本氏がFA制度の改革を提言