真夏は危険なので注意を… 約7割の人が「エアコンを我慢した理由」に共感
エアコンがあれば、寒い日も暑い日も快適な環境にできるはずなのだが…。
室内が暑いときや寒いときには、エアコンをつけてしのぐ人が多いだろう。しかしエアコンは電気代がかかるために、できるだけ我慢する人もいるようだ。
■約7割「節約のためエアコンを我慢」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女800名を対象に実施した調査では、全体で72.0%が「電気代が心配でエアコンを我慢した経験がある」と回答した。
性年代別で見ると、男性が68.7%、女性が75.3%となっていた。
■微妙なときには我慢
エアコンを我慢した経験のある20代女性は、「暑さや寒さがピークのときにはさすがに我慢ができないので、エアコンに頼るようにはしています。ただ中途半端な季節で『少し肌寒い』や『なんとなく暑い』くらいであれば、電気代のことを考えて我慢するようにはしていますね」と話す。
洋服などで調整をするようで、「寒いときには、家でもしっかりと洋服を着込みます。客に暑いときには薄着になり、扇風機を活用するなどしていますね。ほんのわずかな節約にしかなっていないかもしれませんが、なにもしないよりはましかと思って…」と続けた。
■金銭的面では我慢しない
エアコンは好きなときにつけたいと思っている40代男性は、「家にいるときくらいは快適に過ごしたいので、エアコンを我慢しようとは思いませんね。寒さや暑さを我慢するのは体にもよくないので、それならばもっと他の部分で節約したほうがいいと自分は思っています」と語る。
しかし他の部分でエアコンをつかられないことがあるようで、「電気代の問題ではなく、妻や娘と適切な温度が違うために揉めてしまうことがあるんです。こちらは暑いと思っているのに妻から『もうエアコンはいらない』と言われて、仕方なく我慢するのが毎年のパターンになっていますね」とも話していた。
■倒れて病院に行くとお金が…
エアコンを我慢した経験のある人からは、「暑いけど、エアコン代節約のために我慢して寝る」や「冬は寒いだけなので節約のために暖房を我慢して、薄いふとんとペラペラの毛布にくるまって歯をガタガタ鳴らして泣きながら就寝を迎える」などの投稿が。
一方で我慢しない人からは、「夏場のエアコンは、健康の事も考えて我慢しすぎは危険ですのでご注意を」や「我慢して節約して倒れると病院でお金がたくさんいるので、無理せずにエアコンを使っています」などの意見があった。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女800名