古舘伊知郎、「うま味調味料」嫌いだった リュウジ氏に“心境の変化”明かし…「名言きた」の声も
以前はうま味調味料などを嫌っていたという古舘伊知郎。考え方が変わった理由について、リュウジ氏と語り合っている。
フリーアナウンサー・古舘伊知郎が15日、公式YouTubeチャンネル『古舘伊知郎チャンネル』を更新。料理研究家でYouTuberのリュウジ氏と対談し、うま味調味料に対する“心境の変化”について語った。
■“反対派”とたびたび論戦
リュウジ氏といえば、以前からうま味調味料の「味の素」賛成派として、折に触れて有用性を伝えている。
うま味調味料が、昭和中期頃には「化学調味料」とも言われ、人工的に作られることなどから、現在でも使用を避ける“反対派”の人もみられ、賛成派のリュウジ氏はたびたび“攻撃”を受けて反論するなど、論戦になることも。
一部の過激なユーザーから「悪魔崇拝者」などと非難されたことを明かして話題になったこともあった。
■「体に悪いことは生きること」
古舘は、「正直に言いますけど、3年、4年ぐらい前までは、ケミカルな物を嫌ったほうがいいと思ってたんです」と明かす。
調味料以外にも、多くの食品で使用されている添加物なども、安全性について議論になることがあるが、「ふと考えたら、究極、体に悪いことは生きることかなと思った。そんなにヘルシー志向なら、死んだときが一番ヘルシーですよ」とリュウジ氏を笑わせる。
■「真ん中がいい」気付く
さらに、「極端に食べるのもダメだし、ナチュラルばかりがいいと言って、腐ったものを食べて食中毒になったらどうするんだって考えたときに、『中庸、真ん中がいいんだ』と思って。ほどほど入れてもらって、ほどほど美味しくて何が悪い、と思えるようになりました」と心境の変化を語った。
リュウジ氏は、うま味調味料は入れ過ぎても味が濃くならずに気づかないことから、使用する塩分量などとの兼ね合いを考慮して「味の素はこれくらいが一番まろやかになるという伝え方をしている。ほどほどなんです」と気を配っていることを説明。
これに、古舘は「これはもう人生の生き方ですよ。生き方レシピですよ」とうなずいていた。
■「名言きた」「納得しまくり」の声
2人の話に、コメント欄では「『体に悪いことは生きることかなって思った』すごい名言きた」「古舘さんのケミカルの話は納得しまくり」「普段健康に良いと言われるものを食べる理由は、たまに健康に悪いものを食べるためだと思っています」「毒も喰らう、栄養も喰らう。両方を共に美味いと感じ血肉に変える度量こそが食には肝要だ」と納得の声が。
また、「リュウジさんの料理はどれも手軽なんですよね! 冷蔵庫にあるものでできる。主婦の味方でしかない」「リュウジさんのお料理を見て味の素を使うようになりました」「リュウジさんは、料理をしたことのない私に料理の楽しさを伝えてくれた先生です」という人もみられた。