「3つの調味料を入れたペットボトル」一体何に使うのか… じつは夏に大活躍するアイテムだった
3つの調味料を使った、夏場に役立つ簡単な衛生対策について警視庁が紹介。実際に効果を実感しているという人も。
警視庁警備部災害対策課が16日、公式Xを更新。夏場に役立つ、ペットボトルを使った「簡易ハエ取り器」の作り方を紹介した。
■殺虫剤が不安な場合も
ハエは活動に適した気温になる6~7月に一度ピークを迎え、秋口に再びピークとなる。食べ物にたかられるほか、病原菌を媒介するなどの害があるため、しっかりと対策したいところだが、小さな子供やペットがいる場合など、殺虫剤を使うことに不安がある場合も。
そこで、同課では過去に反響のあったポストの中から、ペットボトルを使って簡単にできるハエ対策法について紹介した。
■昔ながらの方法を応用
用意するのは日本酒70㏄、酢50㏄、砂糖100グラムで、これをペットボトルに入れて混ぜ、カッターなどでボトル上部の側面にハエが入る進入口を開ければ完成。臭気に誘われたハエが、中の液体に落ちるという仕掛けになる。
じつは明治から昭和にかけて、砂糖や酢、酒でハエを誘って塩水や米のとぎ汁に落とすというハエ取り器が使われていたことも。このペットボトルも昔から知られた方法を応用したものとなっている。
■補足のアドバイスも
この簡易ハエ取り器について、ユーザーからは「これは我が家でも役立ちそうです!」「ハエ対策! 気づかなかったなぁ」との声のほか、中には「うちの実家も旦那の実家もこれやってる! めっちゃ捕れる!」と効果を実感している人も。
また、「穴開けは500円玉ぐらいの大きさで放射状に6~8等分に切って内側に折り込むと良いです。画像のやり方だと虫は逃げやすいです」「界面活性剤入り食器用洗剤を数滴垂らすとハエの表皮の表面張力を無くして水中に沈め窒息させられるので殺虫能力も期待できます」といった声も。
「三杯酢や麺つゆでもとれます、水にバナナの皮でもそれなりに効果あります」「誘引式なので逆にたくさん集まってくるから場所を選ぶように」と補足のアドバイスが寄せられている。