渡辺えり、大竹しのぶら大御所俳優と大ゲンカ ビンタ、馬乗り首…いまなら「もう逮捕ですよ」
『ぽかぽか』に出演した渡辺えりが宇梶剛士や中村勘三郎、大竹しのぶとの貴重な「ケンカ」エピソードを振り返って…。
16日放送『ぽかぽか』(フジテレビ系)に演劇界の女帝・ベテラン俳優の渡辺えりが登場。「ケンカっ早い」彼女がこれまでの思い出を振り返った。
■ケンカっ早い渡辺
ゲストの「○○っぽい」勝手なイメージを発表して、ゲスト本人がそのイメージの正誤に答えていく定番コーナー「ぽいぽいトーク」に登場した渡辺と波乃久里子。
「ケンカっ早いっぽい」とのイメージがあると指摘された渡辺は「昔は…」と苦笑しながら正解の「○」の札をあげ、若手のころから交流のある俳優・宇梶剛士とのエピソードを語っていく。
■いまなら「すぐ逮捕ですよ」
舞台の稽古中、突然ふてくされて出ていった宇梶。理由はあったらしいが、渡辺はとくに聞かずに「練習しなさいよ」と詰め寄って劇場のロビーまで追いかけ、頬を引っ叩いたという。
ロビーにはすでに客が並んでいて、俳優・松坂慶子もその1人だったため、あわてて「やめなさいよ」と仲裁に入ってくれたと振り返る。
これはケンカではなく「練習をしないから頭にきて引っ叩いた」だけだと渡辺は吐露。それでも「いまそんなことしたらすぐ逮捕ですよ」と笑う。
■中村勘三郎と馬乗りで大ゲンカ
そこから波乃が、渡辺の親友でもある、弟の十八代目 中村勘三郎さんと渡辺の大ゲンカに言及。「なんかわかんないけど、クマみたいにウワーッて」「弟はライオンみたいに追っかけて」と親友ならではの取っ組み合いのケンカをしていたと懐かしむ。
「クビまで絞めちゃうもんね、あなた。馬乗りになって」と波乃が暴露すると、渡辺は赤面しながら「違うの、それは酔っ払ってて、2人とも」と反論。当時の芝居で悪役を演じていたのもあり、お互いにテンションがあがり、ついつい「ウワーッ」と首を絞めてしまったと笑顔で語る。
「もう殺そうかと思っちゃった」とかなりヒートアップしていたと明かし、「次の日になったらなにごともなかったようにできる」とケロッと仲直りしていたと回顧した。
■大竹しのぶを泣かせた?
ほかにも俳優・大竹しのぶとコンサートで共演した際にも詰め寄って「泣かせた」と暴露されたが、それは大竹の芝居・ウソ泣きだったと渡辺は解説。大御所達との貴重なケンカエピソードでスタジオを盛り上げた。
視聴者も「その場にいたくはないけど、話を聞いてるぶんには楽しいケンカ話」「ケンカっ早さで此処まで笑えるのもなかなかないでしょう」「えりさん沸点低すぎる。取っ組み合いのケンカできるほど仲が良いのねぇ」といった感想が寄せられている。
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(文/Sirabee 編集部・サバマサシ)