新庄剛志監督率いる日本ハムの“今季2度目の5連勝”を岩本勉氏が称賛 「すべてが強い」
15日の埼玉西武ライオンズ戦に勝利し、今季2度目の5連勝となった北海道日本ハムファイターズをOBの岩本勉氏が称賛。
■日本ハムが西武戦に大勝
15日に行われた北海道日本ハムファイターズ対埼玉西武ライオンズ戦を振り返った今回の動画。
試合は初回に日本ハムが万波中正選手のスリーランホームランで先制。2回には2アウト1塁3塁で、1塁ランナーが故意に飛び出し挟まれる間に3塁ランナーがホームをおとしいれるトリックプレーで追加点をあげる。
その後も郡司裕也選手のホームランなどで突き放し、19安打12得点で大勝。今季2度目の5連勝となった。
■日本ハムが強い要因は…
試合を解説した岩本氏は「今年、ファイターズ強いよねと、よく言われるんですよ、解説者として。でもそれだけじゃなくて作戦も」と語る。
続けて「今日でもスティーブンソンがおとり、牽制で挟まれる。ファーストの動きを見て水野達稀がホームを突く。ファーストを守っていた村田怜音というのがルーキーかな。 いっぱい食わされたようなシーンがあった」とコメント
そして「そうやって、ワンアウトからでもバントするとか、1人の長打がでたらバントと犠牲フライとか、そういうサクリファイスが反映されている得点が多い」と分析した。
■新庄監督の采配を称賛
岩本氏はさらに「スリーボールになっても『行ってまえ』という野球だったけど、今年はピッチャーがアップアップだったら待てのサインが出たりとかね」と話す。
そのうえで「今まで奇策とも言える野球を、(新庄監督が)状況に応じて当てはめていってる」「今まで辛抱してきたものが、野球に反映されている」と語った。
■「行動すべてが強い」
日本ハムが福岡で行われたソフトバンク戦に3連敗したものの、本拠地に戻り5連勝したことに岩本氏は「エスコンフィールドでの戦い方を熟知してるファイターズが、しっかりホーム球場で嫌な流れを好転に変えることができる。このアイデンティティは大きい」とコメント。
現在の日本ハムの状況に岩本氏は「ファイターズ、良い野球をする。ただ勢いだけあるだけではない、内容がある、強い。各選手の成績だけじゃなくて、行動すべてが強い」と称賛した。